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『03 It’s Like a Game』&『04 I’ve Gotta Get Stronger』感想
主人公、水篠 旬(みずしの しゅん)の状況をまとめると、
二重構造の最奥の部屋で命を落とすのだが、
目覚めた時には自分自身にゲームのような機能が備わっていたという感じだ。
自分の能力が確認可能なステータス画面をはじめ、
アイテムボックスや経験値を得られるクエストなど、
恩恵を受けられる機能がある反面、
こなさないとデメリットがあるというクエストもある様子。
第4話が主人公のレベルアップを実感できる内容だったので、
ようやく物語が動き出したという印象。
終盤、旬の投げた剣の異質さに気づいたのが、
その場で最もランクの高いタンク役の男だけというのも、
ランクによる実力差を感じられて面白かった部分。
作画クオリティが高い作品だと思っているが、
特にバトルシーンのスピード感や迫力はなかなかのもので、
アクション描写は結構楽しめている。
ただ、旬が以前の自分の弱さに
かなりのコンプレックスを持っている点は気になる。
今後レベルが上がって相当な強さを持った時に、
人間性に変化が生じそうに見えたのだ。
こういった物語の場合、主人公の性格によって
感情移入度がかなり変わってきてしまうので、
このあたりは懸念点とも言える。
ちなみに善人であってほしいという意味ではない、
悪人になるならなるで構わないのだが、
物語でそれなりの説得力を持たせてほしいという意味である。
あと、私がアホすぎるため、
理解が追いつかない問題について言及しておこう。
旬の開くゲーム的なウィンドウがすべて英語表記という点は、
英語苦手勢としては非常に困る部分。
ゲームらしいと言われればそれまでだが、
字幕などを入れていただくわけにはいかないだろうか?
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