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第9話「夜通し笑った隠し味に色々入れたら偶然おいしくなったカレー」感想
「バロール」を撃退したチーム「えみゅー」の面々は「霞 すずらん」の元へ報告に戻る。
彼女は「霞 れんげ(かすみ れんげ)」に対して心無い言葉を投げかけてしまったことを悔いており、無事の帰還を喜ぶのだった。
バロールについては、ダメージを与えることはできたがトドメを刺すことはできなかったため、傷の修復が完了すれば改めて攻めてくる可能性が高い。逆に言えば現状であれば避難は可能なので、すずらんたちへは「しとろん」のいるコロニーへの避難を提案する。
すずらん達を送り届けた一行は、改めてバロール捜索へと乗り出すのだった。
別れ際すずらんも一緒に戦うと言い出すが、武器がないという理由で断念。今までの撃破してきたものはどうしていたかと言えば、ほとんど取り込んでいて、あとは運べないという理由で廃棄しているそうだ。
「アンドバリ」は敵の武器を吸収できるという意味だろうか? もう少し、仕組みについての説明をプリーズ!
れんげが自分の墓の場所をすずらんに聞いたシーンは、なるほどと思った。確かにご遺体がどうなっているのは気になるところ。つーか、自分の墓暴きをするの⁉ 怖くない? 自分自身とご対面したら幽体離脱のような気分になりそうだ。
その後、れんげに疲労が溜まっているとのことで近場にあるホテルで英気を養うことにしたが、例によってメンテナンスロボ「ラット」が整備してくれているので、部屋も大浴場もキレイで使用には問題無し。
タオル着用のまま浴槽につかるのはマナー違反だと思うが、不自然な光で隠されるよりはだいぶマシ。というかカラダにフィットしたタオルのほうが、ある意味セクシャルな気がするので、コチラのほうが特定の層の需要は高そうではある。
なお、れんげ以外の4人は眠っているシーンが描かれたが、彼女だけがなかった。緊張感で眠れないという描写に見えなくもないが、れんげは普通の人間ではなさそうなので、睡眠を必要としない生き物になってしまったようにも見える。
修学旅行のような雰囲気でホテルでお泊りした5人は、翌日からバロール捜索を再開する。ワイルドハントに追われている人物の気配を察知し救助に向かう。問題なく敵を撃破することに成功するが、そこに現れたのは「河津 ゆり(かわず ゆり)」だった……。
というわけで、死んだと思われた本作の主人公(?)が再登場! ただ、れんげと同じパターンだとすると、人間とは異なる存在になっておりおそらく記憶もないのだろう。なんとなく予想していた展開なので、実際のところそれほど驚きはなかった。
次回予告に登場した新キャラクターは、ゆりの幼なじみ「しらゆき ねりね」ではないかと考えている。何か根拠があるわけではなく単に消去法での予想。
ここ1~2週で物語が核心に迫って来ているので興味深く視聴を続けているが、現在の位置関係や世界の規模のわかりにくさは気になっている。
例えば第1話の時点から、今回の第9話までの間にどれぐらいの距離を進んだのか? などの部分である。毎度ビル群の多い街中のシーンなので、場所の変化が感じられないのも理由かもしれない。
基本は少女たちが徒歩で移動しているので、勝手に「東京都の山手線内ぐらい」の規模を想定しているが、地名や距離を明言しないのは何か理由があってのことなのだろうか?
本作シリーズレビュー
▼もめんたりー・リリィ~卒業までにしたい100のこと~ 第1話 – マンガUP!
https://www.manga-up.com/titles/1322
※スピンオフのコミカライズ作品。
キャラクターは同一だが世界観は異なる模様。
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