
©天乃聖樹・KADOKAWA/クラ婚製作委員会
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
第7話「指輪」感想
「桜森 朱音(さくらもり あかね)」が見とれていた指輪を、プレゼントするために金の工面をしようとする「北条 才人(ほうじょう さいと)」。
彼はアルバイトの口を探すために「北条 糸青(ほうじょう しせい)」の母「北条 麗子(ほうじょう れいこ)」に相談を持ち掛ける。
翻訳の仕事をゲットすることができたが、学校帰りに糸青の家に立ち寄り夜遅くまで作業をする必要があるため、朱音との生活にすれ違いが生じてしまうのだった。
才人が夕食を食べてくれなくなったり、別の女の匂いをさせながらの帰宅する姿にやきもきする様子は、まさしく嫁そのものという感じで面白かった。
ただ、本人に問い詰める前に色々と妄想をふくらませて、怒りを抱えてしまうのは非常によろしくない。朱音がキレた時に余計な反論をしないで、冷静に対処できた才人は夫の鑑だ。
夫からのプレゼントに浮かれまくりの朱音は指輪をはめたまま登校してしまうが、才人からそのままではマズイという指摘を受けてポーチへとしまう。しかし、あろうことかこのアホ嫁はポーチごと落として指輪を紛失してしまうのだった!
しかも、その事実を言い出せず1人で必死に探し回るが、結局才人にバレてしまい彼の天才的な記憶力で解決に至るという流れ。
いくらなんでもヒドすぎないか朱音よ!?
時折見せる「デレ顔」の破壊力は認めざるを得ないが、せめてもう少し落ち着いて行動できるようになってくれ!
そして才人! 制服姿で躊躇なくドブさらいをする姿は、なかなかポイントが高いぞ。最初はイケ好かない天才キャラだと思っていたが、きちんと夫をやれているではないか!
ちなみに麗子は、朱音との結婚自体を認めていないというスタンス。そもそも糸青を才人と結婚させたかったらしいが、娘の意思を尊重してそうしなかったという雰囲気だ。
糸青は間違いなく才人を大切に想っているようだが、度々朱音に協力しているようだし、恋愛感情とは異なるものなのかもしれない。
なお、最後に空港に現れた少女は十中八九、朱音の妹! ファッションセンス的には似ていないが、きっとアメリカにかぶれてしまったのだろう。
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