※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
©柊裕一／SQUARE ENIX・「履いてください、鷹峰さん」製作委員会
第１話「私のクローゼットになりなさい。」感想
地味で目立たない男子高校生「白田孝志（しろた こうし）」は、
ある日スクールカーストの頂点に君臨する
「鷹峰高嶺（たかみね たかね）」の秘密を知る。
それは彼女が下着を脱ぐと、
「した事をしなかったことに事にできる」というもの。
ただし、その代償として
身につけていた下着は消滅してしまう。
高嶺以外の人間は何が起こったのか覚えていないが、
彼女の胸を生で見た者は記憶が残るとのこと。
偶然、高嶺の着替えをのぞき見てしまった孝志は、
その違和感に気づけたというわけだ。
高嶺は自分の下着を持ち歩き、
着替えをサポートしてくれるクローゼットになることを、
孝志に提案してくるのだった。
お色気シーンを堪能できる学園ラブコメだが、
規制の関係で「３バージョン」に分けられているのが特徴。
テレビ放映や一般的な配信サイトの「一般配信ver.」。
dアニメストア限定の「特別配信ver.」。
AT-XやDVD＆BDの「未だ穢れ知らぬ乙女ver.」。
上から規制が厳しい順番なので、
一番下が完全無修正となる。
一応、第１話の「一般配信ver.」と「特別配信ver.」を両方見比べてみた。
「一般配信ver.」は高嶺の大事なトコロ、
例えば「バストの先端」や「お尻の割れ目」などに、
SDキャラの規制が入っていて見えなくなっているが、
「特別配信ver.」ではそれがなくなっているという具合だ。
原作でもそのあたりはガッツリ出ているので、
「一般配信ver.」だとお色気要素は、
少々物足りなく感じてしまうかもしれない。
セクシーシーンに期待するなら
「特別配信ver.」ほうががオススメだろう。
「未だ穢れ知らぬ乙女ver.」は
見られる環境にないので比較できていないが、
個人的には「特別配信ver.」でも結構満足できた。
というのも孝志が比較的紳士なタイプのようで、
今のところ直接的な男女の接触は描かれていない。
規制の段階は『魔法少女にあこがれて』に似ているが、
あちらの作品のほうがシチュエーション的に過激だったので、
無修正の恩恵が受けられた気がするのだ。
とはいえ「未だ穢れ知らぬ乙女ver.」が
いかなるものなのか興味はあるため、
視聴可能な環境にある方はぜひご覧いただきたい。
内容としては強引でマイペースなヒロインに、
振る舞わされる展開がメインになりそうなので、
そういった物語が好みの方にオススメ！
ある種タイムリープモノとしての側面もあるため、
そのあたりが今後のエピソードにどう活かされるかも、
個人的には気になるところだ。
引き続きレビューを書くかは微妙だが、何話か視聴を続ける予定。
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