
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
©須賀達郎・講談社/「ボールパークでつかまえて!」製作委員会
第1話「ビール売り子のルリコさん」&第2話「野球ファンたるもの」感想
「ボールパーク」つまり野球場の日常をコミカルに描いた物語。
1話が3編の短いエピソートで構成されており、
さまざまな人物にスポットが当てられるのが特徴だ。
ビールの売り子をしているギャルの「ルリコ」、
球場に通う常連の会社員「村田」。
序盤はこの2人を中心にしたラブコメかと思われたが、
出ずっぱりというほどでもない。
「売店の女性」や「警備員」、「選手の妻」など、
話によってメインになる人物が変わっていくため、
野球場にやって来る人々が主役という雰囲気だ。
なお、最寄り駅が千葉の「海浜幕張」だったことから、
球場のモデルになっているのは「ZOZOマリンスタジアム」と思われる。
作中で試合が行なわれていることが多いが、
あっさりとした描写なので、
プロ野球への知識や興味がなくても楽しめるとは思う。
ハデな外見の割に男慣れしていない「ルリコ」もカワイイし、
主題歌のノリがイイため、気軽に見られる作品としてオススメ!
フィクションでもあまり取り上げられない
場所を舞台にした点は興味深いので、
野球場のあるあるネタや働く人々の労働環境など、
裏事情を見せてくれることを期待している。
引き続きレビューを書くかは微妙だが、何話か視聴を続ける予定。
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