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※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
第2話「みんなと一緒のサバ缶のイタリア風トマト鍋」感想
記憶喪失の「霞 れんげ(かすみ れんげ)」のために、
ほかのメンバーがこの世界についての情報を教えてくれる。
視聴者的にはありがたい展開だ。
まず「アンドバリ」という武器について。
元々は敵である「ワイルドハント」が使用していたものだが、
主を失った後に人間を認識したことで形を変えたらしい。
なお、話によると武器になるだけでなく、
身体能力自体も向上してくれるっぽい。
それぞれのキャラクターと武器名は下記の通り。
・河津 ゆり(かわず ゆり)
ドンドン、口癖のグループのリーダー。
「ティルフィング」ゴツイくてデカイ剣。
・高台寺 えりか(こうだいじ えりか)
知恵袋よりも乳袋が気になるお姉ちゃん。
「ミズカルズ」防御力の高い盾。
・薄墨 ひなげし(うすずみ ひなげし)
ゲーマーメガネで一人称が「ひな的」。
「グレイプニル」ハッキングが可能。
・霞 れんげ(かすみ れんげ)
「かっぽー」が得意な記憶喪失の新メンバー。
「名無し」破壊力抜群の空飛ぶサーフボード。
・吉野 さざんか(よしの さざんか)
ギャルだが教養があるため実はマトモっぽい。
「グングニル」遠距離攻撃可能な銃。
・咲耶 あやめ(さくや あやめ)
中二病メガネで口癖が「ギルティ」。
「スルト」刀で装甲破壊が得意。二刀流になる?
あと、小型メンテナンスロボは「ラット」と呼ばれていたが、
缶詰やレトルト食品は処分せずにいてくれるらしい。
元々ゆりたちは食料に不安があり、
今いる場所から「都心」へと向かう案も考えていた。
しかし、途中に強力なワイルドハントの
「ゴリアテ」がいるため、身動きが取れない状態だった。
前回は割と気楽に敵を撃破していたが、
実はそれほど戦力に余裕があるわけではないらしい。
ちなみにゆりには別の思惑がある。
彼女には「しらゆき ねりね」という幼なじみがおり、
ほかのメンバーと知り合う前は、
誰もいない世界を2人で旅していたのだが、
戦いに巻き込まれてはぐれてしまった。
ゆりはねりねを探したいので、
少しでも早く別の場所に行きたいわけだ。
お食事シーンを経て、
ゴリアテを倒す方向に話がまとまる。
だが、1体だと思っていた敵が2体だと判明。
時間稼ぎが得意な「えりか」が
後方の1体を足止めしている間に、
ほか5人が前方の1体を撃破、
すぐに「えりか」の元へ戻るという作戦を立てる。
1対1の状況でなんとか踏ん張るが、
さらにもう1体のゴリアテが現れる。
「えりか」にとっては絶望的な展開だ。
『魔法少女まどか☆マギカ』の「巴 マミ」のように、
真っ先に登場するのはお姉さんキャラかと思っていたら、
すんでのところで仲間たちが登場!
見事ゴリアテにトドメを刺すが、
敵が爆発する瞬間に放った光線が「ゆり」の身体をつらぬき、
致命傷を食らってしまう。
イヤ、オマエが死ぬんかいっ!?
前回、彼女が主役だと予想した、
私の面目は丸つぶれである。
正直それはどうてもいいのだがフツーに悲しかった。
次回は「れんげ」以外の4人が、
「ゆり」と知り合った時のエピソードが語られるらしい。
もう彼女とは回想シーンでしか会えないのだろうか?
これからも「ドンドン」と
美少女たちが死んでいくのだとしたら、
その展開はオレ的にギルティだ!
さて、全体の感想について。
第1話の時点もかすかに不穏な空気は流れていたので、
多少はハードな展開も予想していたが、さすがにビックリした。
これから毎回オープニングで、
楽しそうな6人を見るのはツライものがある。
世界観がまだわからないので、
将来的に生き返る的な展開も期待してみるが、
可能性としては低そうな気がする。
ちなみに「えりか」が死を覚悟して、
泣き叫ぶシーンでは涙と鼻水を垂らしていたが、
キラキラエフェクトが入っていたせいで、
少しだけ笑いそうになってしまった。申し訳ない!
やはりセリフ回しは独特でクセがあるが、
戦闘シーンのスピードや迫力は抜群!
ただ見ているだけでも楽しいので、
バトルモノが好きな方は一度お試しいただきたい。
本作シリーズレビュー
▼もめんたりー・リリィ~卒業までにしたい100のこと~ 第1話 – マンガUP!
https://www.manga-up.com/titles/1322
※スピンオフのコミカライズ作品。
キャラクターは同一だが世界観は異なる模様。
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