【アニメ】『素材採取家の異世界旅行記』第1話~第4話レビュー

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©木乃子増緒・アルファポリス/素材採取家の異世界旅行記製作委員会

第1話「落ちた一滴」~第4話「魔王降臨」感想

原作はライトノベルでコミカライズもされているが、どちらも未読なので完全初見。アニメのみの感想になる。

主人公は現代の日本でサラリーマンをしている「タケル」。ある日、神のような存在を自称する青年に、異世界「マデウス」に転生させられてしまう。さまざまなチート能力を付与された彼は、素材採取家を生業にしながら気ままな旅を続けるのだった。

内容としては、ファンタジー世界を舞台にした「異世界転生モノ」。実は第1話~第2話を視聴した段階ではレビューを書くかどうか悩んでいた。というのも、よくあるタイプの導入な上に、ところどころで説明不足に感じたからだ。だが、しばらく見ていて少し面白くなってきたので、感想を残しておくことにした。最初は微妙に感じた部分から始めて、後半は評価したポイントをまとめておく。


まず、タケルは命を落としたことで転生することになったようだが死因が不明。アニメを見た限りでは、仕事から帰宅してテレビを見ていたら、いつの間にか異世界にいたという感じ。勤めている会社に酷使されていた、というわけでもなさそうなので純粋に疑問だった。

次に転生後のタケルについて。新しく出会う人々からいちいち身体のデカさを指摘されるが、今のところどういう意味なのかよくわからない。チートの一環として、スタイルも良くしてもらったというコトでいいのだろうか?

転生によって見た目が変化する物語はほかにもあるが、背の高さを強調されるくだりは初めてだったので、色々と勘ぐってしまった。そもそも転生前と顔も体型も変わりすぎているにもかかわらず、その件について自身で言及しないのも謎である。

いずれにせよ元々、非日常に憧れを抱いていたにしても順応性が高過ぎて引く。性格や口調も別人になってねーか?


そして主人公パーティーが地味。エンシェントドラゴンの子供である「ビー」をマスコットとして連れていくことになるが、コイツは言葉を話すことができずに「ビー!」という鳴き声で喜怒哀楽を表現する。わかりやすく言えばピカチュウ。ただ、声はともかく見た目がそれほど愛らしいワケではないし色も黒っぽいタケルもほぼ黒ずくめなので、やはり全体的に地味である。

第2話でヒロインらしきエルフ「ブロライト」が登場したものの、仲間に加わるわけではなく顔見せだけ。彼女は性格的もツンデレのフシがあり、ポテンシャルを感じただけに残念だ。

第3話で新たに登場したのは、リザードマンの戦士「クレイストン」。タケルが転生者であることを初めて打ち明けた相手なので、おそらく親しくはなるのだろう。彼も声はイイが男である。そして覚醒状態になると「黒っぽい青」に身体の色が変化する。戦力的には頼りになるが、またしても地味メンだ。


そんなわけで主人公の旅に女っ気がない。どんどん場所が変わっていくため、脇役のような女性キャラクターは登場するものの、女子率が著しく低いためどうしても華やかさに欠けるのだ。カワイイ女性キャラクター目当ての方には、今のところあまりオススメできない。

それではどんなところが面白かったのか? まず、エピソードごとに村やダンジョンが移り変わっていくため、変化がある点がよかった。場所によって住人たちの特徴も異なり、人間たちだけの村もあれば、獣人と人間が入り混じって暮らしているところもあるという具合。多種多様な種族と出会えるのは旅の醍醐味。

また、行く先々で出会うモブが善人という点が大きい。基本的にみんな親切で余計なトラブルが発生しないため、胸糞展開などはなく精神的にストレスを感じづらい。人が亡くなる描写はあるため、全編ほのぼのというわけでもないが、のんびりした異世界ライフを楽しめる作品といった印象だ。

結論を申し上げると、ものすごく面白いというわけではないが、世界観や雰囲気が合っているというニュアンス。これからの展開に期待をしつつ、視聴を続けていこうと思う。


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