【アニメ】『もめんたりー・リリィ』第4話レビュー

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©GoHands/松竹・もめんたりー・リリィ製作委員会
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第4話「ぬくもり重ねた濃厚コンビーフ味噌ラーメン」感想

「ワイルドハント」が現れてからというもの、
この世界では晴れていても雪が降るようになってしまった。

ひとまず近くの学校に駆け込み、
「調理実習室」で暖を取ることにした一行。

ちなみにこの場所も、
例の「しとろん」がSNSにアップしていた。

学校についての雑談をする中で、
メンバーの過去にも触れられるが、
そんな中、停電が発生!?


本来は小型メンテナンスロボ
「ラット」の働きですぐに復旧するのだが、
降り積もった雪のせいでラットが動けなくなってらしい。

メガネ委員長の「咲耶 あやめ(さくや あやめ)」が、
単独でラット救出へと向かってしまう。

無事、目的は果たせたものの寒さに体力を奪われてしまい、
その場に倒れ込んでしまう「あやめ」。

そこへインテリギャルの「吉野 さざんか(よしの さざんか)」が現れて、
「あやめ」が救われるという展開だ。


今回は「ワイルドハント」とのバトルは描かれなかったが、
キャラクターの深掘りがされたので、なかなか楽しめた。

全体的なノリや雰囲気はコメディ寄りのため、
時折入る不穏な描写がなおさら不気味に感じてしまう。

印象的だったのは、学校内で発見された3名の遺体

死因は不明だが遺体が残っているというコトは、
「ワイルドハント」が原因ではないのはハッキリしている。

突然、存在が消されて洋服だけ残ったのは見たことがあったが、
こういうパターンは初めて。

遺書らしきメモ書きのせいで、より絶望感を引き立てていた。

「ラット」により片付けられていないのは、
何か理由があるのだろうか?


「さざんか」と「あやめ」については、
小学校からの知り合いらしい。

同じ学校だったという話だが今の制服は明らかに違うので、
中学校までだったのかそれとも高校も一緒なのかは、
なんとも言えないところ。

なお、昔の「さざんか」は話が苦手で、
本ばかり読んでいる大人しい子、
一方「あやめ」のほうが社交的で友達が多かったそう。

その話を聞いた「霞 れんげ(かすみ れんげ)」が
「イメージ逆です!」とビミョーに失礼なことを言っていたが、
確かにおっしゃる通りである。

「あやめ」を目標に色々がんばった「さざんか」は、
立派な陽キャに成長できたとのこと。

「さざんか」と「委員長」は2人きりで、
お互いの話をして理解を深め合った結果、
「さっちん」と「あやめ」と呼び合う仲になる。


なんというか、女の子同士の距離感が近いと思っていたが、
タイトルの「リリィ」というのは、
いわゆるジャンル的な「百合」という意味もあるのか?

次回は「高台寺 えりか(こうだいじ えりか)」
「薄墨 ひなげし(うすずみ ひなげし)」の関係が描かれそう。

ちなみに「えりか」については、
学生時代は部活ばっかりと言っていたが、
何部に入っていたかまでは明言していなかった。

予告映像で見事なスプリントを見せてくれたので、
陸上部である可能性が高いが、
色々と揺れてしまいそうで心配になってしまう。

今のところ個人的に気に入っているキャラクターは「吉野 さざんか」

メンバーの体調や機嫌などいち早く気づいていたし、
一番、空気が読めているのは彼女だと思う。
さすがはギャルというコトか……?


本作シリーズレビュー


▼もめんたりー・リリィ~卒業までにしたい100のこと~ 第1話 – マンガUP!
https://www.manga-up.com/titles/1322
※スピンオフのコミカライズ作品。
 キャラクターは同一だが世界観は異なる模様。

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