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※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
第1話「ここはどこ?」感想
本作は中国の動画配信サイト
「bilibili」によるオリジナルアニメ。
Bilibiliでの総再生数は「9300万回」を超えるらしいが、
「8000万回」を突破したという謳い文句に釣られて以前視聴した、
『攻略うぉんてっど!~異世界救います!?~』は、
正直言って微妙なデキだった。
そちらに関しては全話視聴した上での
レビューを公開している。
本ページの最後にリンクを貼っておくので、
よろしければご覧いただければと思う。
物語について
舞台となる生と死の狭間の世界「くう」。
※「くう」は漢字で書くと「やまへん」に「そら」。
私の環境では文字化けしてしまうので、ひらがな表記にした。
主人公の「要(かなめ)」は死んだという記憶はあるが、
生前の記憶をほとんど失くした状態で目を覚ます。
この世界では「運命のリング」という場所で、
勝ち抜くたびに記憶を取り戻せるらしい。
しかも、最後まで勝ち残れば、
ここでの記憶は失うが現実で生き返ることができるのだ。
彼女は偶然手に入れた「サブロー」という、
しゃべるヘルメットと共に「運命のリング」へと挑む!
中国製アニメのクセは健在!?
まず、専門用語が多く思いっきりわかりにくい!
中国製の作品ということで、
翻訳の都合があったのかもしれないが、
もう少ししっくりくるワードに
当てはめられたのではないだろうか?
原語である中国語のニュアンスを残しているせいで、
何の話のしているのか伝わりづらく、
今一つ内容が入ってこなかった。
主人公の名前やヘルメットの名称が、
第一話の段階では明かされていなかったのも気になる。
エンドロールで名前が書いてあったので、
おそらくコレがこのキャラなのだろうと当たりをつけて、
公式サイトで確認したという流れ。
個人的には作中でも名乗ってほしかった。
キャラクターデザインに関しては、
3Dモデリングを使用しているっぽい。
結構キレイでバトルシーンも迫力を感じたが、
デフォルメが強調されているデザインなので、
好みがわかれそうなところではある。
そしてキャラクターが動くたびに
聞こえる効果音が結構うるさい。
戦闘シーンならまだしも、
要が歩いたりを首をかしげるなど、
日常の仕草でも隙あらば鳴っているので、
落ち着かないことこの上ない。
『攻略うぉんてっど!』の時も言及していて、
「カンフー映画のようだ」とコメントをつけていただいたが、
まさしくそんな感じ。
おそらく中国のお家芸なのだと思う。
一応、よかった点はキャスト。
要は「花澤香菜」でサブローは「梅原裕一郎」と、
カワイイ声とイケメン声が堪能できたのはよかった。
『攻略うぉんてっど!』と比較してみたが、
今のところ五十歩百歩。
見た目のカワイイ女子が多いため、
デザイン的には『攻略~』のほうが評価が高い。
ただ、目的がわかりやすいぶん、
ストーリー的には『RINGING FATE』といった感じ。
一応、追っては見てみるが、
レビューを書き続けるかは微妙なところ……。
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