【アニメ】『愚かな天使は悪魔と踊る』第5話~第8話 レビュー

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『第5話 Turning point』~『第8話 Absolutely not』感想


第5話で相手への恋心を自覚した、
阿久津雅虎(あくつ まさとら)天音リリー(あまね りりー)
といっても2人ともお互い意識しているのは間違いないが、
好意は素直に認められないという具合だ。

意外というか個人的によかった点は、
雅虎よりもリリーのほうが喜怒哀楽がハッキリしており、
感情がわかりやすいキャラクターだったところ。

当初、彼女は冷静でしたたかな面があるように描写されていたので、
もう少しクールな性格だと予想していたが、
雅虎の言動に一喜一憂してしまう表情豊かなヒロインだった。

コロコロと変わっていく表情はなかなか魅力的で、
ギャグ顔やヘン顔などコミカルな描写がありつつも、
時折見せるイチャイチャシーンでのテレ顔はなかなかの威力。


正直に言えばクリティカルヒットというヒロインではないのだが、
第8話まで視聴を続けたせいか、かなり愛着が湧いている。
ただ、逆に言えば天音リリー以外のキャラクターについては、
イマイチ魅力が伝わってこないと思っている。

棚橋夕香(たなはし ゆうか)広田健作(ひろた けんさく)
谷川裕也(たにがわ ゆうや)などのクラスメイトに関しては、
今のところ主役2人の関係を進めるためだけの
登場人物になってしまっている雰囲気があるのだ。

もちろんメインヒロインはリリーなので構成としては問題ないが、
それぞれは結構イイキャラをしていると思っているので、
個人的にもう少し見せ場や掘り下げがほしいといった感じ。

今後見せてくれるのかもしれないが、
夕香から健作への想いについても触れてもらいたい。

現状ではリリーの魅力が前面に押し出されているので、
彼女にハマれば楽しめる作品だと思う。

ちなみに私も雅虎ほどではないにしても、
リリーをニヤニヤしながら眺めているので、
評価はそこそこ上がっている。

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