【アニメ】『ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~』第1話 レビュー

アニメ

©餅月望・TOブックス/ティアムーン帝国物語製作委員会2023

※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。


ストーリー


​​​​​​​​「首が…ある!? 幼く…なってる!?」大国・ティアムーン帝国
“わがまま姫”と蔑まれた20歳の皇女ミーアは、
民衆の革命によって断頭台で処刑された。
はずが、目覚めると12歳の頃にタイムリープしていた!
どうやらここは、やり直しの世界――彼女の枕元に置かれていたのは、
処刑される前に自らが綴った血染めの日記。
第二の人生を歩み始めたミーアは、帝国の立て直しを決意。
引用:dアニメストア
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『第1話 『断頭台から始まるお姫様』』感想


​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​基本的に完全初見。
いわゆる「なろう系の小説」が原作のようだが、
そちらは未読の状態。

異世界への転生モノではなく、
架空の国、ティアムーン帝国を舞台にしている。

冒頭で主人公のミーアが処刑され、
死をきっかけにタイムリープするという
人生やり直し系の物語だ。

なかなか重たい展開から始まるが、
少女が奮闘する様子をコミカルに描いた内容なので、
基本的には明るく楽しい雰囲気の作品と言っていいだろう。


12歳に戻った時点で臣下であるメイドや料理長が、
ミーアに恐る恐る接しているため、
以前の彼女がどれほどワガママで
手が付けられなったかが、うかがい知れる。

だが、死ぬ直前のミーアは3年間も牢獄に捕らえられており、
食べることも満足にできなかった。
そのせいか時をさかのぼってからからは
出された食事に対して感謝すらするようになるので、
精神的に多少の変化はある様子。

ミーアが生前の自分をかえりみつつ、
断頭台へ送られる結末を回避していく、
というのが大まかな流れになるのだろう。


未来から戻ってきたミーアの武器は、
「自分の記憶」「処刑される直前までつけていた日記帳」
今後、自分の国にどんなことが問題が発生するのか、
ある程度は把握しているため、それを未然に防ぐのが目的。

数年以内にティアムーン帝国の財政状況が悪化し、
飢饉が蔓延したことで民衆が革命を起こすらしいので、
まずは経済面の改善するために動き出す。

なお、臣下の者たちはミーアに対して食事やケーキを用意するが、
セリフの端々で食物が不足している様子が描かれるため、
すでにこの国の経済が厳しい状況にあることが理解できる。


生前のミーアにも忠義を尽くす人物が
少しはいたという点が印象的だった。

ドジっ子メイドのアンヌにしても、
ただ単に義理堅く面倒見の良い性格をしているのかもしれないが、
以前のミーアもワガママだけの人物ではなかった可能性もある。
このあたりが深掘りされるのか気になるところ。

全体の感想としては、
なかなか楽しめたので継続して視聴する予定。

ミーアが今時にしては珍しい、
語尾に「~ですわ」をつけるお姫様キャラクターなので、
一周回って新鮮だったというのもあるが、
ビジュアルも結構気に入った。

あと、王宮の壁や庭など背景がキレイだったので、
そのあたりも見ていて楽しかった部分。
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