
©硬梨菜・不二涼介・講談社/「シャングリラ・フロンティア」製作委員会・MBS
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
『#2 特異なる者』感想
まず第一話の最後で意味ありげに登場した、
ゴツい全身鎧の人物について描かれる。
その正体とは主人公の陽務 楽郎(ひづとめ らくろう)に、
恋心を抱いている同級生の斎賀 玲(さいが れい)という少女。
前回のやり取りを見た限りでも、
いずれはゲーム内でも登場するだろうと予想していたが、
案外早くて驚いた。
斎賀 玲はすでに『シャングリラ・フロンティア』(通称:シャンフロ)を
やり込んでおり、ユーザーの上位に位置している様子。
彼女の現実世界の住まいも描写されるが、
かなり立派な日本家屋なので相当なお嬢様なのだと思う。
玲が楽郎にホレるきっかけなどが描かれることに期待したい。
玲は楽郎が新規で『シャンフロ』を始めたことを知り、
初心者が最初に立ち寄る町で待ち伏せしていたということなのだが、
常識に捕らわれないプレイングをする楽郎とはすれ違ってしまう、という展開になる。
アバターの正体をアッサリと明かした代わりに、
玲と楽郎はことごとくニアミスしてしまい、
ゲーム内での遭遇に関してはかなり先になってしまうと予想。
全体の感想としては、今回も戦闘のアクションがイイ感じ。
武器製作のための素材収集シーンなどもあり、
本格的にゲームが始まったという印象。
なお鳥頭以外の洋服も新調していたが、
個人的には上裸、短パンという恰好で
どこまでいけるかというのも見てみたかった気がする。
主人公の陽務 楽郎に関しては、
親切なプレイヤーに対して
感謝を忘れていない様子が描かれたおかげで、
彼に対する好感度が少し上がった。
こういうさりげない描写でも、
人としてのマナーや礼儀、人間性が垣間見えると、
主人公に対しての思い入れが変わってくるので、
ぜひ入れてもらいたいところだ。
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