
©若木民喜/みつみ美里・甘露樹(アクアプラス)/16bitセンセーションAL PROJECT
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
『Layer 2 いっしょに美少女ゲーム作ろ!』感想
前回は1992年にタイムリープした
秋里コノハ(あきさと このは)が、
自分の職場がある場所へ向かったところ、
学生服を着た少年にぶつかるというところで終了した。
少年の名前は六田守(ろくた まもる)。
アルコールソフトという美少女ゲーム会社の社長の息子で、
親の手伝いをするためにプログラムをしている。
紆余曲折の末、アルコールソフトで働くことになったコノハ。
最先端の技術や知識で活躍できると思っていたが、
この時代には自分の持ったノウハウが全く通用せず、
苦労しながらも過去の技術を学んでいくというエピソードが描かれる。
当時のゲーム制作についての描写されるが、
限られた条件下でより良い表現のために
工夫を凝らす様子はなかなか興味深かった。
美少女ゲームに熱い想いを抱いているコノハと、
美少女ゲームをくだらない物と考えている守。
対照的な2人の交流もよかったところ。
最終的に無事1本ゲームソフトを完成させるが、
コノハは打ち上げの最中に頭を撃った衝撃で現代に巻き戻ってしまう。
しばらくは1992年の時代が描かれると思っていたので、
この展開に関しては結構驚いた。
コノハが過去のゲーム制作に関わったことで、
現代の事情が変わってしまうという展開になるのかもしれない。
今回の視聴に際して一番驚いた点は秋里コノハの年齢。
第1話では特に明言されていなかったと思うが、
19歳ということが判明した。イヤ嘘だろっ!?
元々、コノハがいた時代は2023年。
つまり彼女は2004年に生まれたことになる。
前回ゲームショップで投げ売りされていたソフトは、
どれも名作揃いであるのは間違いない。
しかし、彼女がゲームマニアとはいえ、
さすがに自分が生まれる前の作品を
一目で看破するには無理がある。
正確に言えば知識として知っていたとしても、
あの熱量で語るのは疑問という意味。
コノハの美少女ゲームへの思い入れを見る限り、
親や兄弟、親戚の人など、かなり年上で
ごく親しい人からの影響という可能性が考えられる。
以前に自分が生まれる前のゲームに触れていた、
というくだりが描かれると予想してみる。
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