【アニメ】『シャングリラ・フロンティア』第3話 レビュー

アニメ

©硬梨菜・不二涼介・講談社/「シャングリラ・フロンティア」製作委員会・MBS

※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。


『#3 黒狼夜襲』感想


冒頭、自室で斎賀玲(さいが れい)が、
『シャンフロ』をプレイしている姿が描かれる。
一見すると寝息を立てているようにも見えるが、
この世界のVRゲームは意識がない状態でも、
ある程度プレイできるのだろうか?

ゲーム内では玲のアバターである鎧の戦士が
2人組に話を聞いているシーンから始まる。
彼らは前回、主人公の陽務 楽郎(ひづとめ らくろう)こと
サンラクに宿屋の場所を教えてくれたプレイヤーたち。

ここで玲の所属するクランがユニークモンスターの、
「夜襲のリュカオーン」を追っていると判明する。

ユニークモンスターとは超強力な個体種のことで、
ほかのモンスターとは異なりゲーム内で1体しか存在しない。
また「七つの最強種」とも呼ばれており、
3000万人もユーザーがいるにもかかわらず、
まだ1体も討伐されたことがないらしく、
それぞれを追いかける目的で作られたクランもある様子。


ちなみに前回のラストでサンラクが遭遇したのが「夜襲のリュカオーン」。
このあたりの話のつながりや流れは見事で、
非常にわかりやすかったと思う。

リュカオーンとサンラクのバトルに関しては、
一撃必殺級の攻撃を回避しつつ、
クリティカルを何度も叩き込み初心者にしては善戦したが、
決定打になるような攻撃力を持っていないため、最終的に敗北してしまう。

敗れたものの今回のアクションシーンも見どころが多かった。
実際に『シャンフロ』がゲーム化するのであれば、
是非アクションゲームでプレイしてみたい。

リュカオーンに敗れたことで「リュカオーンの呪い」を
付与されてしまったサンラク。
呪いを付与された身体の部位は、
「装備品が装着することができない」という
デメリットがあるらしい。


第2話のレビューで鳥頭と半裸で
どこまで行けるかを見てみたかったと私は書いたが、
奇しくも期待通りの展開で笑ってしまった。

呪いに関してはデメリットばかりではなく、
ユニークシナリオのトリガーにもなっていたようで、
サンラクはそれにチャレンジするという流れ。

推奨レベルが明らかに足りていない状況を
どう打破していくのか期待したい。
ただ、次回もウサギの国での物語になりそうなので、
美少女キャラクターが登場する気配が一切ない。

鳥頭とウサギとモンスターだけでも、
現状、楽しく視聴できているので問題はないが、
そろそろ華やかさもほしいところ。


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