
©硬梨菜・不二涼介・講談社/「シャングリラ・フロンティア」製作委員会・MBS
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
『第9話 華やかなる樹の海』感想
冒頭、阿修羅会の反省会が描かれる。
その場を仕切るのは、
リーダーのオルスロットという男性。
どんな手段を使ってでも、
サンラクからユニークシナリオの情報を
得ようとしているらしい。
ナンバー2であるアーサー・ペンシルゴンは
『墓守のウェザエモン』というユニークモンスターの
攻略を進めたいようだが、彼女以外のメンバーは消極的。
リスクを取らずに安定を求める阿修羅会に、
自分の目的をはたせないと感じたアーサーは、
1人部屋を出て行ってしまうのだった。
この描写を見る限り、サンラクを巻き込もうとしているのは
『墓守のウェザエモン』討伐のためなのだろう。
なお、オルスロットがアーサーに向かって、
「クソ姉貴」とつぶやいたことから、
2人は姉弟の関係である可能性が高い。
このゲーム、兄弟や姉妹で一緒にプレイしすぎでは!?
陽務楽郎にも姉妹がいたようだが、
彼女もプレイしているだろうか?
一方、街中でサイガ-0の存在を
認識したサンラクとエムルは、
彼女から逃亡しようとするが、
途中で阿修羅会のメンバーにも見つかってしまう。
阿修羅会の追っ手はかわしたものの、
サイガ-0には街の出口で待ち伏せされており、
「フレンド申請」をされてしまうのだった。
相手の意図を図りかねるていたが、
あえてその提案に乗るサンラク。
サイガ-0は攻略の手伝いも申し出てきたが、
サンラクとしては自力攻略をしたい、
また借りを作りたくないという理由で、
その申し出は断ることにした。
ここだけ見れば、ゲーマーの楽しみに理解を示す、
貴重な女の子だと思う。
あと、ゴツイ鎧の姿ではあるが、
ところどころ見せる少女のような仕草が、
意外とかわいらしく見えてきた。
ただ、エムルがNPCだから問題視されなかっただけで、
プレイヤーだったら一気にヤンデレに振れそうな
危うさも感じてしまった。
実戦的訓練をクリアしたサンラクが
自分の4~5倍は強いと言っており、
彼女のことを「話のわかるリュカオーン」と、
ユニークモンスター扱いしていたが、
マジでそれぐらい強いのだろう。
一体、斎賀 玲はどれだけの時間をプレイしているのか?
そしてサンラクとエムルは、新たなダンジョン
『千紫万紅の樹海窟(せんしばんこう の じゅかいくつ)』へ到着。
とにかく背景が色鮮やか。
今までとは異なるテイストのステージだということが感じられて、
なかなか見栄えがしていた。
そして今回の『シャンフロ劇場 ミニ』で、
アーサー・ペンシルゴンの正体が判明。
なんと24歳の女性で職業はモデルだった。
かすかに見覚えがあるような気がしていたが、
第1話で陽務楽郎の自宅リビングに置いてあった、
雑誌の表紙を飾っていた女性だ。
彼女の正体を知っているから購入したというよりは、
楽郎の姉妹の私物というパターンのほうがありそう。
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