【アニメ】『天久鷹央の推理カルテ』第7話レビュー

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©知念実希人・いとうのいぢ/ストレートエッジ・天久鷹央の推理カルテ製作委員会
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第7話「オーダーメイドの毒薬」感想

「天久 鷹央(あめく たかお)」の診断に誤診があるとして訴訟を起こされてしまう。

真偽のほどはさておき、病院の信用問題に関わる事態と考えた彼女の叔父で院長でもある「天久 大鷲(あめく おおわし)」は、統括診断部の廃止を検討するための会議を開くことにしたのだった。

なお、鷹央を訴えているのは、第1話で彼女が「ビタミンA過剰症」と診断した少年の母親。現在は体調不良になった息子を小児科に入院させているらしい。

小児科医の「熊川 大二郎(くまかわ だいじろう)」が登場。鷹央とはお互い「たかちゃん」「くま」と呼び合っていたので、それなりに友好的な人物に見えた。鷹央は性格に難ありなので、病院内に味方がいるとわかってうれしくなった部分だ。

さまざまな検査を行なうが論理的に説明できる症状が見つからないまま、時間だけが過ぎていく。だが、タイムリミット直前に隠された真実に気づいて、なんとか統括診断部の継続に成功する。


今回はトリックや動機も衝撃的ではあったが、個人的には鷹央と姉の「天久 真鶴(あめく まづる)」のやり取りのシーンが印象的だった。

鷹央は相手の気持ちを読み取ったり、場の空気を読んだりできないと自覚していたので、論理で補っていたらしい。だからこそ論理を曲げることは、自分自身を曲げることになってしまうとのこと。

彼女の事情はまだ明かされていないが、天久 鷹央という人物を形成する上で重要な要素になっているのだと思う。肉親である真鶴の反応を見ても、それは明らかだ。

せめてこのあたりの事情は、今期のクールで明らかにしてほしいとは思う。

それはそうと「鴻ノ池 舞(こうのいけ まい)」の新しいバイクは、「小鳥遊 優(たかなし ゆう)」が負担することになったようだ。彼を助けるためとはいえ、廃車の直接的な原因は鷹央が作っていたハズ。

給料的な面でも鷹央のほうがかなり多い気がするので、多少は出してあげないと気の毒でならない。


▼天久鷹央の推理カルテ スフィアの死天使


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