【アニメ】『ダンジョン飯』第2話&第3話レビュー

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©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。


『第2話 ローストバジリスク/オムレツ/かき揚げ』&『第3話 動く鎧』感想


やはり安定して面白い。
一話完結型で見やすいというのもあるが、
ストーリーの構成に上手さを感じる。

メインキャラクターの背景や情報を、
ストーリーに絡めながら小出しにしているため、
不自然な説明になっていないのだと思う。

というわけで、現在のパーティメンバーについて判明している部分と、
個人的な印象をまとめてみた。


ライオス
主人公。平凡に見えてサイコパス気味。
結構強かったのは意外なところ。
種族は人間だと思うが、
今のところ作中で明確に呼ばれるシーンは無く、
違うという可能性もある。

魔物を食うことに対して尋常ならざる想いがあるため、
実は魔族なんじゃないかと疑っている。

色々と観察、考察していると言えなくもないが、
戦闘中にほかのことに気を取られそうな気配がある。
魔物についてうれしそうに語る姿はカワイイ。


マルシル
仲間の口ぶりから魔法に関してはかなり強力らしい。
表情豊かで本作の面白さの大半は彼女の功績が大きいと思う。
エルフだとは思うが、耳の先端がほかのエルフよりも丸い気がする。

母親ともあまり似ていなそうなので、
生い立ちに複雑な事情があるのかもしれない。

魔法使いらしく体力は低め。
魔物食に抵抗を持ちつつも食欲に屈してしまう女。
感情的な姿がカワイイ。


チルチャック
罠解除の専門家。職人気質のプロフェッショナルで、
戦闘に関しては自信がないようだが、
ダンジョン探索にはなくてはならない人物。

戦士からハーフフットと呼ばれていたので、
小柄で手先が器用という種族なのだろう。

正直、聞いたことない種族なので推察でしかない。
見た目がああなので年齢不詳だが、
大人な面も持ち合わせているので、
実はかなりの年齢になっていそう。

耳も目も大きくマルシルに次いで感情を見せてくれるため、
子供みたいでカワイイ。


センシ​
​ドワーフ。魔物食におけるライオスの師匠ポジション。​
性格的な面に関して最初はもう少し大人だと思っていたが、
偏屈でこだわりが強く、少々扱いにくい人物。

ライオスたちと出会うまで一人で行動していたようなので、
頼りになるのは間違いないが相当変わり者なのだと思う。

ただ、義理堅い面もありそうなので、
長く付き合うとまた印象が変わりそうではある。
口が一切描かれず、目だけで感情を表すところがカワイイ。


パーティー全員にカワイイとか言ってしまったが、
事実なのだからしょうがない。

前回のレビューでも書いたが、
やはりキャラクターデザインが秀逸。

食事中でもバトルシーンでも、
彼らが動き回る姿を見ているだけでも、
かなり楽しめている感じ。

とはいえ死生観や雰囲気など、
かなり独特な部分があるのは間違いない。
楽しむのに適性がいる作品だと個人的には思っている。

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