【アニメ】『ラグナクリムゾン』第9話 レビュー

アニメ

©小林大樹/SQUARE ENIX・「ラグナクリムゾン」製作委員会

※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。


『9話 折衝と本質』感想


今回はオープニングがカットされ、
いきなり7年前の回想からスタート。
幼き日のスターリア・レーゼが、
クーデターを企てた中将を粛清してしまう。

彼女は優れた戦闘能力に加えて、
一目見ただけで嘘を見抜くことができるという、
特殊能力まで持ち合わせているのだ。

そのような相手にクリムゾンは、
「クリシュ・ヴァイス」という偽名を名乗り、
表情や気の流れすらも演出しながら、
でっち上げた設定を語り出す。


クリムゾンが嘘をついていないと、
一旦は判断するスターリア。

だが、自分の銀器を触らせることで、
相手の本質を捉えることができるらしく、
最終的にクリムゾンのことを「ドス黒い死の塊」と断じた。

種族や立場など関係なく、
感情の部分でクリムゾンの存在を、
許されざる者として討伐しようとするが、
すんでのところでラグナ登場。

常人とは異なる感覚で
世界が見えているスターリアにとって、
ラグナは人気(じんき)と銀気(ぎんき)が
完全に融合した理想的な姿だったのだ。

平たく言えばスターリアは
ラグナに一目ぼれしてしまったわけだ。
そんなアホな!?
なんというかこの女性は価値観が独特すぎる。

こんな典型的なラブコメ的な展開を、
本作のようなダークファンタジーで
見られるなんて驚きだ。


ラグナたちに敵対する意思はないと判断されたが、
肝心の銀気姫が思考停止状態になってしまったので、
とりあえず2人は牢屋に入れられてしまう。

クリムゾンのラグナに対するお説教タイムが開始。
ゴーレムだったら喜んでいそうだが、
ラグナいわく普通に痛いらしい。
そしてラグナには話が通じないようだ。

マイペースな彼に振り回されるクリムゾンは、
結構、笑えるところだと思う。

銀装兵団の面々に関しては、
キャラが濃く人物が揃っていそうで、
どのように描かれるのか楽しみではある。

また、戦闘面を考えると、
最強格のラグナと比べれば格落ち感はあるが、
上位竜を狩っているのは間違いないので、
協力すればかなりの戦力になりそうではある。

あと、本編ではまだ深掘りされていないが、
太陽神教という組織も非常に興味深い。

名称からして魔法をメインに扱っているのだろうが、
竜と互角に戦えるというのも気になるし、
団体名に「神」と入っているため、
アルテマティアの信じる神と関係あるのか?
という部分も色々と想像の余地があって面白い。​

 

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