【アニメ】『暴食のベルセルク』第9話 レビュー

アニメ

©一色一凛/マイクロマガジン社/暴食のベルセルク製作委員会

※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。


『第8話 忘却の村』感想


ロキシー・ハートノーザン・アレスタルという
人物に着任のあいさつを行なっていた。
彼はロキシーの父亡きあと、この街の治安を担ってきたらしい。

さわやかな好青年に見えるが、
何か裏が無いかと勘ぐってしまう雰囲気もある。
考えすぎだろうか?

フェイトがたどり着いたバビロンは、
魔物との戦闘が頻発するため、
どんな訳アリの武人でも実力さえあれば受け入れるという街。
稼げる人間は稼げるが、
物価も高いようなので暮らしていくのは大変そうだ。


街の外へ出て魔物狩りをしつつ、
グリードの新たな形状『魔盾』の性能も確認する。
防御しながら攻撃できるという優れモノ。

ダジャレみたいになってしまうが、
多くのオークの耳を換金所へと持ち込むフェイト。
しかし狩りの際に近くにいたであろう武人たちから、
自分たちの獲物を横取りしたと難癖をつけられてしまうだった。

暴力に訴えてくる相手を返り討ちにしていくが、
騒ぎを聞きつけた見回り中のロキシーが、
やって来て事情聴取を受けることになる。

認識阻害のマスクのおかげで、
『骸(むくろ)』の正体がフェイトだとはバレていないようだが、
彼はうかつなところがあるので、
その内怪しまれてしまうという展開になりそう。


身なりの悪さをロキシーにも指摘され、
なんとかしようと思っていた矢先に、
ジェイド・ストラトスという人物から声を掛けられる。

彼は独立したばかりの武具職人で、
強力な武人に自分の作った武具を身につけてもらい宣伝したいらしい。

だが料金は普通に請求してきたので、スポンサーとは異なる模様。
身なり自体はキレイになったが、白い部分も結構多くかなり目立つ装備だと思う。

以前のほうが闇属性が高く中二病感が強かったので、
個人的にはダメ出しされていた前のほうが好きだったかもしれない。


空腹を満たすために店を探していると、
途中でやたらと肉感的な美女『色欲のエリス』と出会う。
彼女は前回の最後にロキシーの命を狙っていた女性だ。

そして意外なことに一人称は「ボク」だった。
ほかの大罪スキル持ちとの面識もあるようだが、
エリスいわく彼女自身は『第2世代』なので、
『憤怒のマイン』など『第1世代』とはあまり仲が良くないらしい。

前回グリードも『暴食スキル』の前任者について触れていたので、
フェイトも第2世代以降であると考えるのが自然だろうが、
ここでは詳しい話はされていなかった。

エリスは大罪スキルであると同時に、
『王国の守護者』としての立場も持っているらしく、
将来、王国が栄えるために行動しているとのこと。

この世界には魔物を狩れば狩るほど、
強力な冠魔物が生まれるという「ヘイト現象」があり、
それは人間にも適用される。

大勢の民から慕われるロキシー・ハートが亡くなれば、
溜まりに溜まったヘイトが集まり、
強力なスキルを持った人間を生み出すことになるそうだ。

つまり、エリス大罪スキルの所持者としてではなく、
王国の守護者としての立場で、ロキシーの暗殺を企てている様子。

理屈はわからなくもないが、
その方法で生まれてくる人物が善人かは、
かなり怪しいところだ。


エリスがロキシーを狙っていると知り、
ブチ切れて外に出て行ってしまうフェイト。
そこはもう少し感情を抑えて、
彼女から情報を入手したほうがよかったのでは?

狙われるロキシーを守る明確な目標ができたことで、
物語自体は見やすくなったと思う。
ただ、エリスの能力は男女問わず発動してしまうようなので、
ロキシーの部下たちも巻き込まれるという展開になってしまいそう。

ストーリーが盛り上がってきたのはありがたいが、
グリードに対するフェイトのつっこみが、
一向に「うるせっ!」だけなのが気になった。
彼はもう少し語彙力を増やしたほうがいいのではないだろうか?​

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

アニメ「暴食のベルセルク」第1巻【Blu-ray】 [ 一色一凛 ]
価格:7,722円(税込、送料無料) (2023/11/5時点)

楽天で購入

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました