【アニメ】『ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~』第8話 レビュー

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第8話『ミーア姫、あざとい笑みを浮かべる』感想


前回、ユニコーンのかんざしを落としてしまったミーア
それを探すために天敵でもあるディオン・アライアと2人で
再びセイレントの森へとおもむくことになるのだった。

夜の闇にまぎれてかんざしを探していたが、
いつの間にかルール―族に囲まれてしまい、
かんざしを持った族長リオラが登場。

そのかんざしは族長が妻に贈った物で、
妻の死後は娘が引き継いだという品物だった。
つまり貧民街で助けた少年は、族長の孫にあたるというわけだ。

お互いの事情を話し合い、
ルール―族との紛争については
なんとか治めることができた。

ミーアのよい方向に誤解されてしまい、
勝手に評価を上げられるという能力は、
どうやらほかの民族にも通用するらしい。


そして帝国に戻って父である皇帝陛下に、
ことのあらましを説明することになった。

きちんと登場するは今回が初めてだと思うが、
典型的な親バカという感じで悪い人物ではなさそうだが、
有能そうな雰囲気は微塵もない。

革命が起きてしまうとしたらミーアだけでなく、
彼にも原因があるような気がする。

その後ティオーナから手紙が届く。
彼女の弟・セロが財政難で
学校に通うことができずにいるので、
協力を要請してきたらしい。


セロはかなりの天才児で、
以前の時間軸では彼の開発した新種の小麦のおかげで、
ティオーナのいるルドルフォン領は
食料不足に悩まされることがなかった。

そんな人材を国外に流出されるわけにはいかないと、
セロには新設される帝国内の学園への入学を誘導するミーア。
同時に飢饉が起こった際、ルドルフォン領の小麦を
供出させる約束を交わすことに成功する。

お決まりのパターンではあるが、
本人の思惑とは裏腹にティオーナとセロの父親からは、
多大な感謝をされるという展開になる。


騒動を収めたことで展開に変化があるのを期待して、
ミーアは久しぶりに日記帳を開こうとするが、
その瞬間、光り輝き日記帳が消失してしまう。

ギロチンの処される結末は回避できたようだが、
その裏では怪しげな集団が帝国を陥れるために、
画策していたというのが明らかになる。

帝国に対しての工作は一旦凍結したようだが、
標的を変えると言っていたので、
連絡が途絶えていたアベル王子の、
レムノ王国あたりが狙われてしまうかもしれない。

答え合わせ集とも言える日記帳がなくなってしまったので、
ピンチを脱したようでいて、新たな危機が訪れたとも言える。
未知の脅威に対して、ミーアがどのように
立ち向かっていくのか気になるところだ。​

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