【アニメ】『ラグナクリムゾン』第12話 レビュー

アニメ

©小林大樹/SQUARE ENIX・「ラグナクリムゾン」製作委員会

※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。


『12話 意志と覚悟』感想


前回が戦いの前の準備回だったが、
今回も似たような展開が続いたため、
本格的な戦闘は次回におあずけといった感じ。

公式サイトをで2クール目のスケジュールが発表された。
初回放送「第13話」「2024年1月13日(土)」からなので、
今年はこれで終了となる。


内容に関しては、いくつかの新たな事実が判明した。
まず、クリムゾンラグナに対して、
銀気闘法を禁じた理由について。

敵はアルテマティアを追いつめた
死神ラグナの存在を把握してしまっている。
つまり、この場所にラグナがいると知られれば、
竜側の最大戦力であるウォルテカムイ
差し向けられることは間違いない。

しかし、現時点でのラグナでは彼に勝つことが難しいので、
敵に死神だと勘づかれないようにして、
迎え撃つ必要があるとのことだ。

ウォルテカムイとは戦ったことがないにもかかわらず、
ラグナが彼との戦力差について言及していたのは、
未来の記憶によるものなのだろう。

クリシュ・ヴァイス(クリムゾン)に
魔法の知識を差をわからされた関西弁魔法士のフー。
しかし、わざとらしくブリッ子をする
クリムゾンはなかなかかわいかったと思う。

逆に双子のへゼラグレア
心理的に壊されてしまったスライム先輩

人(?)としての尊厳を粉々に打ち砕かれたようだが、
死んでいる可能性も考えていたので無事でよかった。
一応は復活したようだが2人に対面したら、
トラウマが刺激されたりしないのだろうか?


スターリア・レーゼから今後の方針について聞かされるラグナ。
彼女は太陽神教の道士となる代わりに、
民間人の保護を約束させるつもりらしい。

プライドの高いお姫様ではあるが、
自分自身を交渉材料に使うという
大胆な手段を取れるようなので見直してしまった。

直感に優れたスターリアから、
この戦いで自分が死んだ場合に備えて、
ラグナに代わりを頼むが彼はそれを拒否する。
滅竜の方向性の違いで揉めたことがあると言っていたが、
これに関しても未来の記憶のことだろう。

音楽性ではあるまいし竜の討伐について方向性があるとも思えないが、
とにかく合わないということがわかった。
スターリアの意志に強さに自分との器の違いを感じるラグナ。
彼女の目指す先を共に見たいと感じて、
レオニカとの共通項を見出してしまうのだった。


えっ、ひょっとしてヒロインはスターリアなんですか!?

まあ、登場しないキャラクターに
ヒロインは任せられないが少々残念ではある。
竜サイドの描写としては、メイドに寄生していた
「第四位階 ボルギウス」が掘り下げられる。

彼のセリフの中に「先代の翼の王」について言及があったが、
これはおそらくクリムゾンのことだろう。
ボルギウス自身も生き残りと言っていたことから、
前の世代の上位竜ということになる。

アルテマティアよりも前から竜だったので、
「先生」と呼ばれていたのかもしれないが、
クリムゾンから血を分け与えられた可能性もあり、
そちらの関係も気になるところだ。

 

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