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©松浦・keepout/父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。製作委員会
第1話「英雄の帰還」~第3話「国王ラヴィスエル」感想
原作は「なろう」系小説だが、未読なので完全初見。
ファンタジー世界を舞台にした異世界転生モノで、設定についてはタイトルで名言されている通り。日本の科学者だった主人公は、英雄「ロヴェル」と精霊の女王「オリジン」の間にできた、娘「エレン」として生まれ変わる。彼女には前世の記憶も残っており、母親ゆずりの精霊の力と前世の知識を駆使して、さまざまな問題を解決していく。
エレンは元素を操る魔法のような力を持っているが、両親に指輪をプレゼントするぐらいで、今のところそれを活かしたエピソードはほとんどなかったと思う。というのも序盤の展開は、貴族出身であるロヴェルのお家騒動の問題に終始したからだ。

事態を解決に導くことはできたが、主人公のハズのエレンは蚊帳の外といった具合で、目立っていたのは父親のほう。一応、彼女の賢さや可愛さを描写されるシーンはあったが、もう少し固有能力をエピソードに絡めてもよかったのではないか? とは感じた。
超絶キュートなエレンが周囲の人間をメロメロのする流れは面白かったが、彼女の人物像が見えていないので、キャラクターとしての好き嫌いはまだ判断できない。あと、主人公は美少女だし魔法の性質からして、キラキラした雰囲気が描かれるのかと思いきや、意外とそうでもないらしい。

父ロヴェルの実家がある王国は、過去に精霊に不義理を働いて王家は精霊に接触ができない。その問題を解決すべく、次期国王である「ラヴィスエル」が人間と精霊のハーフのエレンを利用しようとしている、というのがメインのストーリーになるようだ。
絵柄的には明るいコミカルな雰囲気ではあるものの、陰謀という要素が重めに見えるので、どういうノリかをつかみかねているところはある。今後どこかのタイミングでエレンが活躍する状況を見られると思うので、そこの描き方次第では評価が変わりそうな作品だ。






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