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第5話「原石はここだ」感想
修理屋の「エデン」が、
メガネっ娘「彩子(あやこ)」に、
心を奪われた経緯が描かれる。
平たく言えば一目惚れだった!
まあ、今まで登場した女性キャラクターの中では、
一番カワイイ気がするのでわからなくはない。
ただ、彼女がこの世界「クウ」に来たのは、
大事な人のためらしい。
その記憶を忘れさせるために、
「運命のリング」に上がることにしたというわけだ。
試合に参加するためにはマシンが必要なので、
原材料となる原石の採取に向かうエデン。
「要(かなめ)」と「サブロー」も、
それについて行くことにした。
同じ頃、エデンの同僚「ティム」の元へ彩子がやって来た。
目的はマシンの強化のためだ。
ティムは自分の護衛をすること条件に、
彼女の依頼を受けることにした。
良質な原石には「カイチ」という怪物を呼び寄せるらしく、
そのために護衛が必要だったらしい。
なお、カイチというのは中国の伝説上の動物。
作中ではドラゴンのような見た目だったが、
日本の「狛犬(こまいぬ)」の起源とも言われている。
道中ではエデンとティムの出会いについて語られる。
元々、ティム1人でやっていた修理屋に、
エデンが転がり込む形で一緒にやるようになったとのこと。
ここで彼の口から出た、
「余計な記憶が無いから、
多くの人間が抱えているような偽善がない」
というセリフはなかなか印象的だった。
カイチの巣のような場所で全員が鉢合わせ。
原石を発見するも寝ていたカイチが目覚め襲い掛かってくる。
要&彩子が迎え撃つが苦戦を強いられ、
あやうくエデン&ティムに危機が訪れたところに、
さっそうと「隼風(はやて)」が現れて、
救われるという展開になる。
このあたり戦闘はスピード感マシマシで、
なかなか見応えがあったと思う。
また、このあとの「前世の投影」が空に浮かぶシーンなどは、
背景が美しかったので一見の価値アリ!
エデンは彩子に対して、
生き返って人生をやり直すのもいいが、
このクウで一緒に生き続けないか?と投げかけるが、
彼女には想い人を探すという目的がある。
しかし、その相手自体はここにはすでにおらず、
彩子が大切にしている「音楽プレイヤー」も、
その人物が置いていったもの。
ただ、この人物が「クウ」からいなくなったのが、
「青(せい)」のように「エリア3」から、
次のエリアに進んでしまったのか、
はたまた「大熊(おおくま)」のように消滅してしまったのか、
セリフの言い回しが微妙でよくわからなかった。
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