
©一色一凛/マイクロマガジン社/暴食のベルセルク製作委員会
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『第2話 飢餓ブースト』感想
冒頭、教会でシスターが
この世界の創造主・ラプラスについて、
子供たちへ教えを説いているシーンから始まる。
ラプラスが人類に対して「スキル」を
授けたというくだりがあるが、
それより前は「スキル」や「ステータス」だけでなく、
「魔物」すらも存在しなかったとのこと。
さりげなく入れられたシーンだが、
本作の設定について重要そうな説明をしているので、
後々の伏線となる可能性が高い。
ちなみにこの教会は孤児などの面倒も見ているようで、
前回、誘拐されていた少女・サハラもここで保護されている。
続いて捕らわれたサハラを、主人公のフェイトが救うシーン。
コミュニケーションが取れる剣「グリード」からの助言もあり、
無事、助け出すことに成功する。
関智一の声でサポートしてくれるというのは
やはり安心感があってとてもイイ。
カッコよさもあるが、優しそうな雰囲気も漂う声質だと思う。
少女の救出劇の裏では酒場のマスターや常連客などが、
フェイトを案じている様子が描かれる。
不遇な彼のことを気にしている大人が少しでも存在するのは、
こんな世界であっても少しは救いになる。
新しい雇用主である、聖騎士のロキシー・ハートの家へ行き、
使用人としての仕事をこなすが、止まぬ空腹の悩ませることになる。
これは「暴食(ぼうしょく)」スキルの副作用で、
一度、覚醒してしまったことで発生する。
放置すると餓死してしまうので、定期的に魂を食らわなければならない。
上がったステータスの分は、剣の「グリード」に捧げることで、
新たな能力が目覚めることになるらしい。
グリードがわざわざオレは「強欲」という
キーワードを入れてきたところから察するに、
キリスト教の「七つの大罪」がモチーフである可能性が高い。
大罪はあと「5つ」残っているので、
キャラクターなるのか、武器になるのかわからないが
まだ不明だが登場すると予想ができる。
こうなってくると「グリード」も元々人間だった、
というパターンもあるのかもしれない。
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