
©一色一凛/マイクロマガジン社/暴食のベルセルク製作委員会
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
『第11話 デスマーチ』感想
群衆の中でロキシー・ハートから
つめ寄られる骸(むくろ)。
ほかの武人たちのトラブルが多発しているようで、
それをいさめるために手合わせをするらしい。
結果的に言えばフェイトは敗れてしまう。
以前、自分があげた石で作ったネックレスを
ロキシーが身につけており、
そちらに意識が向いた隙を突かれたという感じだ。
ロキシーの部下の男性ムガンの娘が研究者であると判明。
前に少しだけ登場した片目が髪で隠れた、
アンニュイそうな白衣の女性だ。
まったく似ていないので、彼女は母親似なのかもしれない。
『憤怒のマイン』から「Eの領域」を目指すべきだと
助言を受けたことを思い出すフェイト。
詳細はわからないが大罪スキル持ちであれば、
発動できる真の能力みたいなものだろう。
ただし、現時点では到達条件が不明のようだ。
街では警報が鳴り響く。
魔物が大挙して押し寄せる『デスマーチ』が発生したのだ。
迎え撃つために出陣したロキシーたち王都軍。
フェイトは地中を進む大型の魔物が
彼女たちを狙っているのに気づき、
その前に敵を撃破しようと戦いを挑む。
そこにフェイトのそっくりさんの人物が乱入。
フェイトはエリスだと思い込んで攻撃を仕掛けるが、
声を聴いた瞬間、彼女ではないと確信。
マジか?認識阻害マスクって声は変えられないのかよ!?
そうだとしたら骸=フェイトだど気づかない、
ロキシー様がうっかりさんということになってしまう。
相当追いつめられてしまうフェイトだったが、
暴食スキルに対してどんな代償でも支払うと
言った瞬間「Eの領域」に目覚め相手を圧倒する。
敵の認識阻害マスクを割った瞬間、
現れたのはノーザン・アレスタルだった。
まあ、わかってたけどね! つーかバレるの早いな……。
ノーザンのほうは呼び笛のようなものを使用して、
天竜という魔物をロキシーにぶつけようと企む。
彼女を守るため必死で追いかけるフェイト。
すんでのところでロキシーを守ることには成功したが、
天竜の攻撃による衝撃でマスクが壊れてしまい、
彼女に正体がバレてしまうのだった。こちらもバレるの早いな……。
いつかはロキシーにバレてしまうという
展開になるだろうと思っていたが案外早くて驚いた。
こういった主人公が自分の正体を隠して活躍する系の物語だと、
途中でヒロインから正体を疑われたりといった
イベントが発生しそうなものだが、まったくなかったのが意外。
というかロキシーが骸の存在を知ったのは『第9話』。
さすがに知り合ってから、
正体判明までの期間が短すぎないか?
しかも本作は1クール放送の可能性が高いらしい。
あと1~2話ではどう考えても、回収できるネタに限りがある。
原作ありきの作品なので仕方ないが、
せめてある程度はキレイにまとめてくれることを願う。
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