【アニメ】『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』第11話 レビュー

アニメ

©若木民喜/みつみ美里・甘露樹(アクアプラス)/16bitセンセーションAL PROJECT

※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。


『Layer 11 オリジナル・キュー』感想


ゲーム作りを始めた秋里コノハ六田守だったが、
2人だけでは限度があると訴えるコノハ。
守いわく、この時代では足りない部分をAIで補っているので、
1人でゲームを作ることも可能らしい。

我々が生きている時代よりも、
テクノロジーが進んでいるようだが、
数年後には実現できそうな技術なので、
楽しみではありつつも恐ろしくも感じるところ。

ただし、AIで作った物には
作り手の“熱”を込めることができないため、
どこかで人間の力が必要となるというわけだ。

“熱”というキーワードで思い出されるのは、
第8話で登場したエコーシリーズ。

彼らの正体がAIという可能性が高まったが、
もう登場しないのだろうか?
独特のノリで結構気に入っていたのだが……。


仕事の時間になったとのことで職場へと向かう守。
時計が「AM6:00」となっていたが、
ひょっとして徹夜で作業していたのだろうか?

2023年の守はたしか46歳になるハズ。
その歳でこんな生活をしていたら、
健康に影響が出そうで心配になってしまう。

コノハに「いってらっしゃい」と言われて戸惑う守。
ラブコメ的に定番のシチュエーションではあるが、
個人的にかなり好きなシーン。

とはいえ、19歳の女性と倉庫にこもり、
2人っきりでゲームを作る46歳という構図は、
周囲にバレたら通報案件ではあると思う。

「PC-98」の動作音のプレイリストを作って聞いている守。
落ち着くという理由らしいが、ヤバさの度合いで言えば
彼がトップクラスでイカれている気がする。


守から一人称が「コノハ」ではなく、
「わたし」になっていることを指摘され動揺するコノハ。
視聴者に微妙な違和感を持たせつつ、
歴史改変が人物にも影響を与えたとわかる、上手い演出だと思う。

確認してみたところ、
前回の振り返りまでは一人称は「コノハ」のままで、
今回のエピソードが始まってからは「わたし」になっていた。

街に出たコノハの元へ、山田冬夜から着信が入る。
会って話がしたいということで、
待ち合わせをすることになった。


一方、守は今後の作戦を考えていた。

この時代でゲームを完成させたとしても、
コノハが過去へ戻った際に
ゲームを販売させるまでの段取りをつける必要があるので、
それを託せる人物について思案していたのだ。
普通に考えれば守本人ぐらいしか思いつかない。

ただ、それでもコノハの話を全面的に信用し、
協力するかは怪しいところなので、
未来の守から過去の守に対して、
メッセージを託すという可能性はありそう。

守が待ち合わせをしている様子のコノハを発見するが、
一瞬目を離したすきに彼女は何者かに拉致されてしまう。
実はコノハに電話を掛けてきたのは、
山田冬夜本人ではなくAIで作成した音声。


冬夜の会社と業務提携を行なった、
「プラネットゲームズジャパン」のしわざである。

彼らは現在の文化の基礎を作った
『ラスト・ワルツ』に注目しており、
それを作った正体不明の天才クリエイター、
秋里コノハを確保するために企てたことらしい。

コノハは不思議な施設内で目が覚ます。
出口を探して進んでいくと巨大な水槽を発見するが、
そこにはおびただしい数の人間が収容されていたのだった。

コノハは収容された人間たちと
同様のスーツを着せられていたので、
順当に考えれば彼女もここに入れられてしまうのだろう。

これは人間の記憶などを読み取り、
コンテンツ制作ために活かすという装置という可能性が高い。

反人道的とも思える施設だが、
話の流れ的に山田冬夜も許容していそうだった。
先が読めない展開で楽しんで視聴できているが、
話がまとめきれるかは少々不安ではある。​

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