【アニメ】『ダンジョン飯』第1話 レビュー

アニメ

©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会

※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。


『第1話 水炊き/タルト』感想


ダンジョンの奥深くで妹のファリンが、
レッドドラゴンに喰われてしまった主人公のライオス

ファリンの魔法によりパーティーのみんなは帰還することができたが、
彼女だけはレッドドラゴンの胃の中に取り残されてしまうのだった。

消化される前に妹を助け出すために、
再びダンジョンに移動もとするも、
お金や食料はダンジョンに置いてきてしまった。

先立つものがない以上、
魔物や植物などダンジョン内で調達できる物を、
食いつつ先を進むしかない。
彼らの行方にはどんな食材が待ち受けているのか?


何年か前に話題になっていた際、
単行本を借りて読んだ記憶はあるが、
ほとんど内容は覚えていないので、
ほぼ初見のみの感想になる。

ファンタジー世界を舞台にしており、
タイムリミットがあるような緊張感の感じられる導入だが、
ノリとしてはコメディタッチのグルメモノといった感じ。

架空の生き物を捕獲、調理していくため
当たり前だが真似したりはできない。

だが、それぞれの生物の設定が細かく作り込まれているので、
ファンタジーとはいえ説得力があるし、
不思議とおいしそうに見えてしまう魅力があった。


『第1話 水炊き/タルト』とあるように、
登場した料理がそのままサブタイトルになるのだと思う。

今回に関しては主要メンバーの人間性というか
性格をメインに描写しており、
それぞれがどんなキャラクターなのかをわかるように描いていた。

主人公のパーティーに関しても、
さまざまな種族が集まって構成されているようだが、
それぞれの種族名などは特に紹介もされなかった。

ファンタジーモノに関しては、
初回で世界観について説明しすぎてしまうと、
情報量が多くなりすぎるし説明臭くなってしまうので、
個人的にはこのぐらいでちょうどいい。

今後、登場人物名を覚えたあたりで、
世界観を深掘りしつつ補足説明をしていくのかもしれない。

珍しいアプローチの内容で非常に楽しめたし、
どこか愛嬌の感じるキャラクターデザインも気に入った。
現状では断言できないが一話完結型の作品のようなので、
毎週、追いかけて視聴する予定。

 

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