【アニメ】『ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~』第5話 レビュー

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第5話『ミーア姫、キュンとする』感想


ミーアアンヌの妹が書いた物語の
素晴らしさを誰かと共有したくなり、
読書家であるクロエ・フォークロード
という女性に声を掛けた。

クロエからすればカースト最上位の人間が、
地味な自分を憐れんでの行為だと思っていたが、
ミーアが「読み友」を探していると聞いて友人になる。

クロエは以前の時間軸では接触のなかった人物で、
大きな商会の娘でもあるため、
今後ミーアの助けになってくれそうな予感。


ミーアの次なる一手は「馬術クラブ」に入部すること。
その理由とは革命が起きた際に、
馬に乗って避難できるからという理由だった。

厩舎へ向かうと、そこへアベル王子も登場。
彼も「馬術クラブ」のメンバーだったのだ。

以前の時間軸ではアベルは
「カード遊戯クラブ」に入っていたようなので、
彼の運命は大幅に変わっているらしい。

なりゆきでアベルから馬の乗り方を
教わることになったミーアは、
彼と一緒に馬に乗り散歩をすることになる。

バランスをくずしたミーアが
落馬してしまいそうになるが、
アベルが身をていしてかばってくれたことで事なきを得る。

見た目は子供、中身はハタチのミーア姫も、
これにはグッと来てしまったのか、
ドキドキしてしまうというシーン。

​ああっ、甘酸っぺぇ!​

ミーアは以前の時間軸では、
空気の読めないワガママ姫だったため、
友人はおろか恋人などもいなかったのだろう。

彼女の大人ぶってはいるものの、
恋愛方面に関してはクソ雑魚というギャップが
かわいくもあり笑えるところだと思う。

さまざまな人間関係を構築したことで、
ギロチンの運命が回避できていると考え、
自室で日記を確認するが、
結末に関しては変わっていなかった模様。

物語の構成上、肝心な部分が、
あっさりと解決してしまっては面白くないから、
というのが理由かもしれない。

しかし、ここまでくるとミーア自身の問題というよりは、
どうしても革命を起こしたい勢力がいて、
彼女はその責任を押しつけられただけという
可能性もある気がする。


その後は剣術大会に出場するアベルに、
弁当を差し入れすることにするが、
紆余曲折の末、手作りになってしまう。

料理の心得がないミーアは、
協力してくれそうなメンバーと共同で
手作り弁当を作成するという作戦を立てる。

しかも失敗した時のために、
シオン王子を巻き込もうと考えて、
彼の口にも入るように仕向けるのだった。

相変わらずのコミカルな描写が多く、
笑える展開がメインとなるが、
割とラブコメ的なシーンも
結構入れてくれているのでかなり満足。

今後のミーアの動き方次第で、
アベル、シオンを含めた三角関係という
シチュエーションにもなってしまうのだろうか?

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