【アニメ】『外科医エリーゼ』第5話&第6話レビュー

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※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。


『第5話 試練』&『第6話 昼想夜夢』感想


第5話はロンに変身したリンデン皇太子が、
エリーゼの下へ診察に訪れる話。

リンデンはクールな性格だと思っていたが、
エリーゼの触診に照れてしまったり、
彼女に会いに来る口実のために診察に来ていたりと、
なかなかカワイイ面のある人物で好感が持てた。

ちなみにリンデン皇太子の側近として仕えていたのは、
エリーゼの一番上の兄であるレン

なんとなく家族ぐるみのつき合いなのだとは感じていたが、
ロマノフ皇室とクロレンス侯爵家は、かなり深いつながりがある様子。

ロンの笑顔を見たエリーゼがリンデンの顔を
連想してしまうというシーンが印象的だった。

彼女の医者になりたいという気持ちは事実なのだろうが、
リンデンの笑顔が見たかったという、
かつての願いも残っているのかもしれない。


第6話ではリンデンの父、つまり皇帝の誕生祭に招かれるという話。

ここでリンデン皇太子のフィアンセが、
エリーゼであることが公開されてしまうのだった。
エリーゼを息子の妃にするための計画なのかもしれないが、
正直この婚約暴露に関しては効果的な手段だったのか疑わしいところ。

以前の賭け自体は有効らしく、
なんかそれっぽいことをゴチャゴチャ説明していたが、
ゴールポストを動かされたようで納得しづらい展開だった。

おそらく有力貴族の女性を助けることで、
功績を作るという展開になるだと思うが……。


ほかには帝国内の派閥などに触れられつつ、
1周目の問題アリのエリーゼの回想も描かれた。

今とはほぼ別人のような性格をしていたが、
そんな彼女にも友達と呼べる存在がいたらしい。
彼の名前はミハイル・ド・ロマノフといい、リンデンの弟にあたる人物。

なぜ、以前の時間軸でそこまで親しくなったのかは現時点では不明。
兄に相手にされていなかった義理の姉を不憫に思っての行為とも考えられるが、
なんらかの派閥争いによるものと邪推してしまう雰囲気もある。

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