【アニメ】『魔法少女にあこがれて』第４話～第７話レビュー

©小野中彰大・竹書房／魔法少女にあこがれて製作委員会
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。

『第４話　最強アイドルトレスマジア』～『第７話　逆境アズール』感想

まず、基本的に一話完結で物語が進んでいくため、
テンポよく見られるという点はありがたい。

そして毎週きちんとサービスシーンを見せてくれるため、
そういった描写に期待できるのは間違いないが、
意外と物語もしっかり見せてくれているという印象。

それは主人公サイドである悪の組織「エノルミータ」だけでなく、
魔法少女「トレスマジア」のエピソードも描写しているからだと思う。

各魔法少女の性格や個性がわかりやすいし、
それぞれがどういった経緯で魔法少女になったのかなど
背景や事情も描写してくれるので、
キャラ付けもわりとしっかりしているように見える。

個人的には、青担当のマジアアズール、
水神小夜（みなかみ さよ）がお気に入り。

主要キャラクターの中では最もスタイルがよく、
しっかり者に見えるが実際は責められ好きで、
戦闘では役に立たないポンコツっぷりがたまらない。

特に第７話でマジアベーゼに屈してしまうところは、
彼女のファンならイチ押しのドキドキシーン。
恥ずかしながらかなり興奮してしまった。

そんなマジアアズールにマジアベーゼが、
ダメ出しするという展開も非常に興味深い。

魔法少女をこよなく愛する柊うてなだからこそ、
心底ガッカリしたのだろうし、誰よりもある意味本人たちよりも
魔法少女の強さを信じている主人公なのだろう。

個人的には登場人物の年齢が気になっているのだが、
私の見た限りでは作中で明言されていなかったと思う。

おそらく過激なお色気シーンがあるため、
女性陣の年齢をハッキリさせてしまうと
問題になってしまうという事情があり、あえての処置だと予想している。

ただ、出版とアニメでは自主規制のラインが異なるので、
原作のほうはきちんと年齢設定がされているのかもしれない。
機会があったら原作のほうもチェックしたいと思う。

そんなわけで第５話から新たに加入した、
ネロアリス、杜乃こりす（もりの こりす）についても、
最年少ということもあり脱がされるようなことはないのだろう。

というかセクシーシーンに関しては、
ほぼ魔法少女サイドが身体を張ってくれている感じだ。

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