
日本語検定について事前に知っておくべきこと
画像にある参考書および問題集は、私が1級と2級を受験するまでの数か月の間に目を通したものです。すべて新品で揃えるのは予算的に厳しかったので、いくつか中古で購入しました。ただ、出題範囲や傾向を分析する意味でも、資格検定試験においては本検定に限らず、可能であれば最新版を揃えることをオススメします。何をどれだけやったかは、あとで詳しく説明します。
まず、日本語検定の難易度ですが、それほど難しくはありません。もちろん中にはかなりの難問もありますが、記述問題は全体の2~3割程度で、残りの7~8割は4択の選択問題や○×問題。事前知識が全くない状態で受けたとしても、ある程度は得点できる構造になっています。かなりの読書家であったり国語に興味関心を持っている方であれば、特に勉強しなくても、1級認定を受けられる可能性は十分にあります。
それぞれの参考書と問題集の使い方
日本語検定公式テキスト・例題集 「日本語」上級 増補改訂版
1周ザックリ読んだだけ。解説はかなり詳しく、ためになることは書いてありましたが、内容が高度過ぎでした。完全に理解しながら読み進めると、時間がいくらあっても足りないと気づき、私の場合は問題集を解きながら解説を読んで覚える方向に舵を切りました。キッチリ学びたい方は、初級、中級と段階を経ていったほうがいいでしょう。
日本語検定必勝単語帳

サイズが小さいため、トイレや通勤の時間、仕事の昼休みなど、日常の空き時間に目を通すのにうってつけ。知っていることわざや熟語などは飛ばしつつ、初見の言葉を何度も見返して覚えていきました。全体を通して読んだというよりは、ポイントを絞って何度も読んだという感じです。
日本語検定公式領域別問題集 改訂版

出題範囲になっている6領域をカバーした4冊の問題集。それぞれ最低3周は解いて、正答率が低く不安なところは、4周目までやりました。リンク先のものは改訂版(最新版)なので、撮影した画像とカバーは異なりますが、内容自体はほぼ同じです。繰り返し解いていると選択問題の答えを覚えてしまいますが、毎回「なぜこの答えが正解なのか?」を説明できるように意識するのが大事。正解の解説をしっかり読むことも重要ですが、誤答が「なぜ間違いであるのか?」も説明できるようになればベストです。
日本語検定 公式「難読漢字」問題集1級2級
1級と2級を対象にした難読漢字の問題集。記述問題の対策には必須。時間的な都合で一部はほとんど学習せず、部分的に3周解きました。知らない言葉や漢字の意味を調べながら、覚えるのがオススメ。ただ、解説は充実しているとは言い難いので、スマホやタブレット、ノートパソコンをそばに置いて検索に使ったほうがイイでしょう。
日本語検定公式練習問題集 3訂版
過去の1級、2級の本試験で出題された問題を集めた問題集。領域別問題集が基本編だとすれば、こちらは応用編。全体を通して3周解きました。
日本語検定公式過去問題集 令和8年度版
1級、2級の本試験で出題された過去2回分の問題集。全体を通して3周解きました。ペース配分を身に付けるためにも、一度は時間を測って解くことをオススメします。
日本語検定必修単語集 2級
内容は悪くなかったですが、『必勝単語帳』と『「難読漢字」問題集』と重複する部分が多かったので、部分的にざっくり1周解いただけにとどまりました。正直、これはなくてもよかったかもしれない……。ただ、こちらを後に見たのでそう感じただけで、先にこちらを見てれば、評価は逆になっていた可能性はあります。
何から手をつけるべきか?
出費を押さえたいのであれば、まずは2回分の過去問を購入して、どれぐらい解けるのかを調べてから、足りない部分を補うというやり方でもイイと思います。もし、過去問を初見で解いて9割以上正答できるのであれば、そのまま受けてもたぶん大丈夫。
そうでないなら、できるだけ多くの問題に触れておくべきでしょう。よく問題集や参考書は多くしないほうが理解は深まる、という話を聞きますし、その説自体は私も賛成派。しかし、日本語検定においては全範囲を過不足なくカバーしている、コレ1冊でOK的な参考書が存在しないので、どうしても数冊にわたって目を通しておく必要があります。
ここで気になるのは学習時間。どれぐらい前から準備しておけばいいのか? という話ですが、参考までに「ChatGPT」に聞いてみました。
合格までの目安をChatGPTに聞いてみた
| 級 | レベルの目安 | 勉強時間の概算 | 難易度の目安 |
|---|---|---|---|
| 1級 | 社会人上級 | 150~400時間以上 | 非常に難しい |
| 2級 | 大学生・社会人 | 50~150時間 | 難しい |
| 3級 | 高校卒業程度 | 20~50時間 | 標準~やや難しい |
| 4級 | 中学校卒業程度 | 5~20時間 | 比較的易しい |
| 5級 | 小学校卒業程度 | 0~10時間 | 易しい |
| 6級 | 小学校4年生程度 | 0~5時間 | 非常に易しい |
| 7級 | 小学校2年生程度 | 0~5時間 | 非常に易しい |
見たところ、私の感覚ともそれほどズレはなかったです。参考までに、脳細胞が絶賛劣化中の中年である私の学習時間はこんな感じでした。1日あたり平均して1時間の学習時間を確保しつつ、4ヶ月(120日)継続して、合計120時間ぐらい。空き時間に単語帳をチェックする時間は除外しているので、実質160~180時間は費やしたと思います。
6領域の学習時間の配分に関してですが、「漢字」や「表記」、「語彙」、「言葉の意味」などはかなり前から触れておくことをオススメします。逆に「文法」や「敬語」については日頃から自然と使っていることもあり、短時間の学習でも頭に入ってきやすいハズ。最悪ぶっつけ本番でも答えられないこともないですが、先に上げたものに関しては知識として頭に入っていないと答えようがありません。
全体を「10」としてリソース配分するなら、
「文法」「敬語」は、それぞれ「1」で、
「漢字」「表記」「語彙」「言葉の意味」は、それぞれ「2」ぐらいのイメージ。
もちろん個人の得手不得手もあるので一概には言えませんが、参考にはなると思います。














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