
©ほのぼのる500・TOブックス/「最弱テイマー」製作委員会
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『第02話 『ラトト村へ』』感想
モブキャラ的な人物は登場するものの、
主要キャラクターは主人公のアイビー(フェミシア)以外、
効果音でお知らせする前世の記憶と、
動作音で感情を表現するスライムのソラのみ。
というわけで前回の第1話に引き続き、かなり思い切った構成。
アイビーの手配書が近隣に出回っているということで、
彼女についての新たな情報が判明。
なんとフェミシアの年齢は8歳だった!?
それぐらいの年齢だと見当をつけていたので驚きはないが、
こうしてハッキリと描写されるとかなりショックではある。
マジで不憫すぎる少女だ。
ちなみにフェミシアには、賞金として「500ドル」が掛けられていた。
この世界での通貨単位なので我々の世界とは価値が異なると思うが、
気になったので日本円に変換してみた。
2024年1月21日現在のアメリカの「500ドル」は日本の「74,070円」となる。
円安の進みを感じてしまった。
作中での通貨単位を我々の知っている「ドル」と設定したことについては、
わかりやすさのためという可能性もあるが、何らかの伏線だとも思っている。
例えばこの世界自体が、我々の世界となんらかのつながりがあるという演出。
主人公に前世の記憶もあることだし十分ありそう。
今回は目的地へ向かう途中に立ち寄った村での出来事。
それなりに生計を立てて暮らしていけそうだと思っていたが、
アイビーの手配書が出回ってしまったので、
正体がバレる前に村を離れるというエピソード。
アイビーの傷痕にソラがおおいかぶさるというところで終了となるが、
コイツはポーションを摂取していたスライムなので、
治癒能力を発揮して助けられるという展開になると予想。
アイビー自身は罠を使って野ネズミ捕獲し、
さばいた肉を店に卸すという、
金塊を探すアイヌ少女並みのたくましさを見せてくれたため、
この村でなくてもやっていけるだろう。
ただ、私のようなおじさんとしては、
彼女のような年端もいかぬ少女が苦労するシーンは結構堪える。
一日も早く清潔なフトンでぐっすりと休んでほしいというのが、
素直な感想だったりする。
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