
©つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
第3話「たい焼きとケーキ」感想
母親からフィギュアスケートは
中学生までと言われた「結束 いのり(ゆいつか いのり)」。
それ以降も競技を続けられるように、
「明浦路 司(あけうらじ つかさ)」は、
大会で実績を積み上げることを提案する。
見本を見せるために司が上着を脱いで滑りを披露するが、
なかなかのマッチョで驚いた。
スケート選手は細いイメージだが、
彼がやっていたアイスダンスというのは、
筋肉がないとできないのか?
そして新キャラも登場。
生徒の「三家田 涼佳(みけた りょうか)」と、
コーチの「那智 鞠緒(なち まりお)」という女性のコンビ。
涼佳はいのりよりも2つ年下の小学校3年生。
彼女の方言は公式サイトによると「三河弁」らしい。
この年頃ならカワイイで済まされるが、
もう少し大人の女性が話していたら、
正直、ビビってしまいそうな迫力がある。
なお、名前や見た目からして
「猫」をイメージしていると思われる。
キャラクター名を動物から取っている説は濃厚だが、
みんながみんなというわけではなさそう。
なにか法則性があるのかもしれない。
鞠緒のほうは大人げない性格で、
結構バチバチにピアスを開けていた。
やはりスケート界隈はピアスが流行っているのか?
そしてどいつもこいつも我の強い人物ばかりだ。
ただ、普通の子供が寝ている時間から練習する必要があるため、
ちょっとやそっとの気の強さでは継続できないのも理解はできる。
競技の評価の仕方にも触れられた。
それぞれの技の評価点を考慮して構成しなければならないが、
ただ、難易度の高い技に挑戦すればいいというものでもない。
再現性とのバランスで組み込まなければならないのだ。
大会で勝つためには技術的な面は言うに及ばず、
戦略的な部分もかなり重要であることが理解できた。
ここまでの感想としては
やはり司のキャラクターがイイ!
熱い男で断定口調で話すが決して相手に押しつけずに、
選手が自分で決断した中でベストを尽くすという、
コーチの鑑のような人物である。
作品外の話になってしまうが、司役の「大塚 剛央」について。
今期視聴している『薬屋』や『沖ツラ』などで、
彼の名前をチラホラ見かけるが、
それぞれ絶妙にニュアンスの異なる芝居をしていて、
改めてプロの声優の凄さを感じた次第である。
本作シリーズレビュー
▼メダリスト – つるまいかだ / 【score1】氷上の天才
https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496613688683
コメント