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※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
本編と特典の感想を合わせてお届け！
「山田さん」の乗る自転車に、
「佐々木さん」が追突される展開から始まる６巻。
彼女は器用になんでもこなすタイプかと思いきや、
意外と運動神経は悪いのかもしれない。
ペディキュアが見えたカットは、
佐々木さんでなくともドキドキしてしまう場面だ。
客商売はハデ目のネイルがNGという場合もあるため、
足元でオシャレをする方が多いらしいが、
特別な関係でもない限り基本は他人が目にすることはない。
ここだけでも２人の関係の深さが感じられる。
実は彼女のペディキュアを見るのは２度目。
「２巻の20本目（小話）」でタライに水をはって、
裸足の田山さんが涼んでいた姿が描かれている。
足を見て同一人物かどうかは判断できないだろうか？
……まあ、無理だろう。１年ぐらい経過していることだし。
そして「田山さん」とラーメン食っている夢を見て、
思い悩んでしまう佐々木さん。
この初々しさはオジンというよりも、もはやボーイだ！
続いて佐々木さんが以前から面倒を見ていた女性社員が、
新入社員の中で成績トップで表彰されるというエピソード。
その件についての悩みを田山さんに打ち明け、
彼女に元気をもらうという展開である。
田山さんのはげましが今までにないぐらい
ストレートでかなりしみる！
ちなみにこの女性社員は、
顔が描かれていないモブキャラなので、
話の本筋には絡んでこないと思うが、
態度やセリフから佐々木さんを、
リスペクトしているのは伝わってくる。
２人が一緒にいるのを目撃したら、
間違いなく田山さんは不機嫌になってしまうだろう。
てゆーか、田山さんに対して、
該当の社員が女性だと明確には言っていない気がする。
意図的に伏せたのか？
夏祭りの話では、爆裂カワイイ田山さん浴衣姿が見どころ！
最初の頃は佐々木さんが赤面することが多かったが、
最近では田山田さんのほうが表情に出やすくなっており、
ニヤニヤしてしまう。完全に恋する乙女のソレである！
佐々木さんの過去のやらかしについても気になるが、
山田さん側にもなにやら事情がある模様。
彼女の社員登用のついての話が出ていたが、
後藤店長の口ぶりから察するに、
本人が乗り気ではないのか断る雰囲気が漂っていた。
おそらく事情を知っているのは店長だけ。
佐々木さんの存在とも無関係のようなので、
非常に気になるところだ。
そんな彼女の熱烈なファン「かみーさん」こと、
「川上さん」の人物像も掘り下げられた。
関西弁のムードメーカー的なキャラクターかと思いきや、
なかなかのトラウマを抱えていた。
人として共感できる部分もあったし、
ちっちゃくて動き回っている姿はかわいかった。
デカい「オバくん」こと「小畑くん」も、
芯を食った発言が多く観察力の高さがうかがえた。
成長したら頼りになる店長になる気がする。
脇役もかなり増えてきたが、
それぞれイイ味を出しているので、
各々の活躍も楽しみ！
なお、佐々木さんからの最後のセリフについては、
間違いなく田山さん宛てのもの。
しかも、同一人物だと気づいた上での発言だと
個人的には思っている。
確信は持っていないにしても、
うっすらと何かは感じ取っていると思う。
次巻でそのあたりの問題に直面するのだとしたら、
クライマックスが近いのかもしれない。
ちなみに特装版の『裏ヤニ２』もゲット済み。
３巻特装版の『裏ヤニ』と同様の構成で、
描き下ろしや記念イラストが盛りだくさん！
前回のようなネームは収録されていなかったが、
カラーイラストの点数は増えていたような気がするし、
オマケマンガも収録していたので個人的には満足！
私は田山田さんの太もものラインが気に入っているが、
特典イラストはそちらをじっくりと堪能できるのもありがたい！
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