【アニメ】『最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。』第5話 レビュー

アニメ

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『第05話『ラトメ村へ』』感想


冒頭、傷だらけの魔物を発見するアイビー
黒ヒョウのような外見をしており、
アイビーの7~8人分ぐらいありそうな大きさだ。

治癒能力を備えたスライムのソラが、
この魔物を治癒したところアイビーに懐いてしまう。

どうやらこの魔物はアマンダラという種族で、
今のアイビーではテイマーとして
契約をすることができないほど強力らしい。

しかし、アイビーたちについて来ようとするので、
シエルと名前をつけて連れていくことにした。
シエルはマジックバッグに姿を隠せるソラと異なり、
かなりの巨体の持ち主。

村に入る時はどうするのかと思っていたら、
気を利かせたシエルがアイビーから離れて、
一時的に森の中へと姿を消すのだった。
知脳も非常に高い種族らしい。


そうなるとシエルを傷つけた存在について気になるところだが、
今後、物語で描かれることはあるのだろうか?
村に入ってからは自警団と知り合い、
彼らの助けもあってテントを調達、
その後に発生する問題も無事解決という流れになる。

人間できちんと名前があるキャラクターは、
これが初めてではないだろうか?
とにかく善良な大人と知り合えて、ほっと一安心というところ。

あと、思ったよりもアイビーの経済観念がしっかりしていて感心した。
生まれて初めて大金を手にしたことで、
ヘンなテンションになっていやしないかと心配になっていたのだ。

これだけしっかりしていれば、スキルはなくても経理はやっていけると思う。


さて、新たに判明したこの世界の文化について。
冒険者は宿に泊まるわけではなく、
開放された広場でテントを張って泊まるというのが、
標準となっているらしい。

RPGの影響からか街ごとに宿屋があり、
そこに宿泊するものだと思い込んでいたが、
普通に考えれば魔物を倒しても金を落とすわけではないので、
確かにこのほうがリアリティがある。

そしてアイビーの前世が日本人であることが、ほぼ確定した。
購入したテントに自分専用のサインを入れるという場面で、
無意識の内に「空」という漢字を書いていたからだ。

今後この文字を認識できるという人間が登場する、
という展開もありそうな気がする。

今回はアイビーが助けられるというエピソードだったので、
彼女を心配しているオジサンとしては少し安心したところ。

ただ、個人的に気になったのは、
作中に出てくる村の名前がやたらと似ていること。
正直、音で聞くとどこのことを指しているのか、
わかりにくくてしょうがない。


●ラトミ村
 →フェミシアの故郷。帰りたくない村。
●ラトト村
 →野ネズミを買い取ってくれた肉屋がある村。
●ラトム村
 →魔物の目撃情報を提供して大金をくれた村。
●ラトメ村
 →今回の舞台。親切な自警団がある村。


整理するとこんな感じ。
すべての村に「ラト」という言葉が入っているので、
この地方を表す言葉なのかもしれない。

そして、距離的にかなり離れている様子だが、
故郷のラトミ村に関してはラトメ村でも噂になるほど悲惨な状況らしい。

あの村長のことだから、悪化した現状も
フェミシアのせいにされていることだろう。
とはいえ、話題にここまで出ているのだから、
今後全く登場しないという可能性は低い。

なんらかの事情により、
一時的に帰還して家族と再会するという展開が、
待っていそうな気配もしている。

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