
©天乃聖樹・KADOKAWA/クラ婚製作委員会
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
第5話「負けないから」感想
「桜森 朱音(さくらもり あかね)」は、
親友の「石倉 陽鞠(いしぐら ひまり)」から、
「北条 才人(ほうじょう さいと)」との仲を
取り持ってほしいと相談を受ける。
幼い頃の朱音はとっつきにくい少女だったが、
陽鞠がそれにめげずに近づいてくれたおかげで
2人は友人になれたという過去があるのだ。
そのため可能な限り協力しようとする朱音。
才人の食べ物の好みや趣味などの
情報を入手して陽鞠に伝えるわけだが、
ことごとく的外れな解釈をしてしまうところが朱音らしい。
というか情報を雑に解釈してしまうのは、
勉強のできない人の悪習の1つなので改めるべきだ。
もう少し落ち着いて人の話を聞かないと、
一向に才人には勝てない気がする。
なお、才人本人から聞き込みした情報はそんな具合だが、
2人の生活の中で発見した彼の習慣などは、
非常に詳細かつ正確だったので、
彼のコトはよく見ているとも言える。
一方、陽鞠については、
かなりわかりやすく才人にアタックを開始!
ただ、陽鞠は朱音のことも大切なので、
もし彼女が才人に好意を持っているのだとしたら、
それを邪魔するつもりはないらしい。
朱音に対して才人をデートに誘ってもよいかどうかの
念を押しに来たのだ。
スジを通す、ええ娘や! その点、朱音はアカン!
ツンデレなのか意地っ張りなのか知らないが、
心にもない発言をして才人を傷つけてしまっていた。
そりゃ「北条 糸青(ほうじょう しせい)」にも釘を刺されるわけだ!
しまいには才人と陽鞠のデート当日の
出掛ける寸前になって言ってほしくないと言い出す始末。
なんて、めんどくせぇ女だ!
実は才人が陽鞠のデートは断っており、
そのまま朱音を連れてショッピングへと出掛けるというオチ。
しかし、デートを断られたぐらいではめげないようで、
陽鞠からは今後もアタックを続けると宣言される才人。
それを見た朱音が「負けないから」と、
心の中でつぶやき終了する。
朱音が才人への想いを自覚していないので今は仕方ないにしても、
もし今後それを気づく展開があるのなら、
きちんと陽鞠に伝えなければフェアではない。
てゆーか、陽鞠がわざわざ念を押しに来るぐらいなので、
ぶっちゃけた話、朱音の態度はわかりやすいハズだ。
朱音のかわいさは認めているが、
聖人度で言えば陽鞠にリードされているので、
今後はメインヒロインとしての魅力を見せてほしい!
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