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2025年1月開始アニメのまとめ感想~前編~
2025年1月開始アニメについて、1クール視聴完了したので個人的ランキングをまとめておこうと思う。
ルールや評価のポイント
・2025年1月から新規に開始したタイトルのみ。 ※2クール目、2期目の作品は除く。
・ランキング外のタイトルは未視聴。
・あくまでも現時点でのランキング。
・独断と偏見による好みの順位。
・感情移入できるキャラクターがいるか?
・毎週の配信が待ち遠しいか?
・人にオススメしやすいか?
半クール視聴時点での感想についてはコチラでまとめているので、ご覧いただきたい。
12位 RINGING FATE

©bilibili/BeDream
12話まで視聴済み。2クール目や2期目があるのか不明だが、ストーリー的に不完全な上に微妙な終わり方をしたのはいただけない。生前の生き方が死後の世界で影響するという設定は悪くないし、脇役のエピソードはそれなりに楽しめたが、そこに尺を割き過ぎたせいか、主人公の「要(かなめ)」のバックボーンが描写不足に感じ、感情移入ができなかった。覚醒状態の要は好みだったので、ラスト2話でしか登場しないのはもったいない。個々の要素は悪くないが、活かし切れなかったという印象。
11位 空色ユーティリティ

©空色ユーティリティ
12話まで視聴済み。作画は安定していたしキャラクターデザインは好みだが、ドラマチックな展開はほとんどなく夢中になるほどではなかった。スポーツモノでありながら、登場人物内で競い合ったり対立したりという描写がないため、ストレスは感じづらく見やすいのがメリット。ただ、ゴルフの基本的なルールについてあまり触れられなかったところは、競技について知識がない私には入りづらかった。主人公の「青羽 美波(あおば みなみ)」がハマっている様子は十分伝わって来たが、ただそれを眺めているという感じ。私自身にゴルフへの興味関心があれば別の感想になっていたと思うので、単に自分が本作に合っていなかっただけだと思う。
10位 黒岩メダカに私の可愛いが通じない

©久世蘭・講談社/「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」製作委員会
12話まで視聴済み。個人的に「黒岩 メダカ」と「川井 モナ」という主役の2人が、どちらも微妙に感じてしまった。相手の好意に気づかなかったり自分の想いを自覚していないという展開は定番だが、さすがにそのくだりが長すぎてワンパターンになっていたせいだと思う。つまり、キャラクターの都合というよりはストーリーの問題。あと、2人とも原作のほうがビジュアル的にイケてた気がする。キャストはイイ感じで、特に方言がよかった。ただ、作画のクオリティは原作のほうが圧倒的に高いため、気に入ったキャラクターがいたら原作がオススメ!
9位 ニートくノ一となぜか同棲はじめました

©小龍・八木戸マト/ニートくノ一パートナーズ
12+OVA1話まで視聴済み。本作の順位を上げた理由は、時間的な満足度。1話あたり12分という他の作品の半分ほどの長さなので、半クール分の時間で1クール見ることができる。それでいて個性的な登場人物やラブコメ描写など見どころも多い。「出浦 白津莉(いでうら しづり)」はかわいかったし、「安海 政(あつみ つかさ)」も好感が持てる場面を見せてくれた。尺の短さのせいか、セリフの間にゆとりがなく若干つまっている気もしたが、ギャグメインのノリのおかげかそこまで気にならない。なお、物語としては完結していなかったので2クール目に続く模様。

8位 この会社に好きな人がいます

©榎本あかまる・講談社/「この会社に好きな人がいます」製作委員会
12話まで視聴済み。主役2人がつき合うところから始まるため、ドキドキハラハラの要素はあまりない。その分、大人のイチャラブをたっぷりと楽しみつつ癒やされる、という内容になっている。リア充の日常系といった雰囲気で、敵役などヘイトを集めやすいキャラクターが登場しないため、見ている最中に精神的に負荷が掛からない点も◎。また、原作に近い作画だったので、既読勢の方にもオススメしやすい。1クールで話がまとまるように、「立石 真直(たていし ますぐ)」の妹を登場させなかったりと、あえて原作通りにしなかった部分は正解だと思う。真直にくらべると、「三ツ谷 結衣(みつや ゆい)」のほうが具体的に心情を描写されていたため、女性のほうが感情移入しやすいかもしれない。
7位 クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。

©天乃聖樹・KADOKAWA/クラ婚製作委員会
12話まで視聴済み。メインヒロインの「桜森 朱音(さくらもり あかね)」が素直になれない意地っ張りタイプ。出番が多い彼女を好きになれるかどうかで、本作の評価はガッツリ分かれると思う。正直に言えば朱音を腹立たしく思ったことは一度や二度ではないが、ここぞという場面での笑顔がかなりの威力だったので、致し方ないという具合だ。ラノベ原作だけあって、キャラクターの言動についてもリアリティがあるとは言い難く、セリフのワードチョイスが独特だったり、登場人物の突飛な行動に面食らってしまう方もいそう。ただ、特定の人にはかなりぶっ刺さるポテンシャルを秘めているので、試しに視聴してみるのはアリ!
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