【アニメ】『シャングリラ・フロンティア』第7話 レビュー

アニメ

©硬梨菜・不二涼介・講談社/「シャングリラ・フロンティア」製作委員会・MBS


※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。


『第7話 神代の残滓、妄執の敗者』感想


冒頭、サイガ-0こと斎賀 玲が、
どのようにして陽務楽郎に恋心を抱くに至ったか、
という過程が描かれた。

本作においてかなり気になっていた部分なので、
疑問が解消されたことは素直に喜ばしい。
楽しそうにしている男子に、
なんとなく好意を持ってしまう女子というのは、
リアルに結構いるらしいので、それは構わない。

だが、彼女は思い込みが激しい上に、
妄想癖も強めで思いのほかヤバイ娘だった。

しかも、きちんと会話をしたこともないようなので、
サンラクにアバターネームを覚えてもらっても、
現実の斎賀 玲と一致することはないだろう。
サンラクのあとをつけ回す生活は、しばらく続きそうだ。


一方、すでに決着が着いたかに思われた、
アニマリアアーサー・ペンシルゴンに関してだが、
アニマリアが奥の手である、
『冥府の旅路は汝と共に(フェロウ・トラベラー)』を発動させたことで、
同士討ちという結末を迎えることになる。

これは、ごく限られた条件下でのみ使用できるもので、
自分と相手を自滅させる呪術。

アーサーのほうは呪術対策のアイテムを
使い切ってしまっていたため、
モロに食らってしまったというわけだ。

アニマリアの技の衝撃により、
そちらに気を取られてしまった周囲の面々。

その隙を突いたサンラクエムルは、
そこから離脱することに成功するのだった。


ウサギの国「ラビッツ」まで逃げ延びたサンラクは、
アーサーからメールが届いていることに気づく。

内容はサンラクともう1人のクソゲー仲間である、
カッツォにも話があるので、
『UNITE ROUNDS ユナイト・ラウンズ』内で
会おうというものだった。

前回、サンラクのポテンシャルに
感心する様子もあったことだし、
アーサーに関しては阿修羅会の思惑とは、
別の目的で動いているフシがある。

3人での会合まではユニークシナリオを
進めることにしたサンラク。
いつまでも魔力回復アイテムが飲み終わらない
エムルが今回の癒やしポイントだろうか?


とりあえず闘技場で実戦的訓練に、
望むことになったサンラクは、
トライ&エラーを繰り返しつつも、
なんとか10回戦まで勝ち残ることに成功。

その相手は今のサンラクに倒すことができないため、
達成条件が「倒すこと」から「5分間生存する」に、
変更されるのだった。

かなりの強敵のようだが、サンラクだったら生き残るだけでなく、
倒すための糸口はつかめそうではある。

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