©龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
声や動きがついたことで、キャラクターの魅力がアップ!
アニメ版の第1期を全て見終えたので感想を書こうと思ったが、
とんでもないところで最終回を迎えてしまった。
第2期は「2025年7月」から放送予定なので、
今から半年以上、待たなくてはならない。
私は原作を「ジャンプ+」で読破済みだが、
アニメ勢の方は先の展開が気になって
しょうがないのではなかろうか?
中途半端な終わり方をするほうが、
逆に興味や関心が維持しやすいとかあるのだろうか?
あるいは原作に誘導するために、あえての作戦という可能性も……。
それについてはさておき、シリーズを通しの感想。
まず、主題歌の『オトノケ』がよかった!
聞けば聞くほどクセになるので、
個人的には『Bling-Bang-Bang-Born』よりもハマれた曲。
作画についても安定していた印象。
原作は勢いのあるアクションをウリにしていたが、
臨場感や迫力を損なうことなく、
うまい具合にアニメの表現に落とし込んでいたと思う。
ちなみに今回のアニメ化で最も評価しているのは、
見事なキャスティングとそれぞれの声優の芝居。
原作を読んでいた時から、
どの登場人物にも見せ場があったため、
キャラクターについてはまんべんなく好きだったが、
声がついたことで存在感に厚みが増した。
特に女性キャラクターに関しては、かなり魅力的になった印象だ。
その中でも最も愛らしさがアップしたのは、
メインヒロインの「綾瀬 桃(あやせ もも)」!
凛々しさと可愛さのバランスが絶妙で、
「オカルン」との掛け合いは、
見ているだけでニヤニヤしてしまう。
オカルンは桃と「ジジ」のやり取りに嫉妬を覚えていたが、
彼女にとっての特別な存在は間違いなくオカルン。
それは桃の「声のトーン」を聞いてもらえれば明らか。
会話している時のテンションが、
オカルンとそれ以外の人物とで微妙に変わっており、
わざとらしくならない程度に「乙女」の部分を出していたと思う。
第1期は単行本の「5巻」まで進んだので、
第2期も全12話でやるとしたら、大体「9巻」ぐらいまでの計算。
それ以降も主役2人のイイ感じのシーンは多いので、
今から第3期の準備も進めてもらいたいところである。
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