【アニメ】『ラグナクリムゾン』第7話 レビュー

アニメ

©小林大樹/SQUARE ENIX・「ラグナクリムゾン」製作委員会

※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。

▼『ラグナクリムゾン』アニメ公式サイト
https://ragna-crimson.com/


『7話 作為と呵責』感想


『5話 翼』で描かれた
未来ラグナの回想シーンの続きが描かれる。
瀕死のラグナに対してアルテマティアが行なった、
彼を上位竜として生まれ変わらせるための、
儀式の最中というわけだ。

竜になってしまうことで自分の中にある想いが
消失してしまうことを感じたラグナは、
そばにあった銀剣を手に取り自分の心臓をつらぬいた。

アルテマティアの目論見通りに、
竜となって生き永らえるぐらいなら、
自ら死を選ぶという彼の性格を表しているシーン。


そして上位竜たちが立ち去ったあと、
クリムゾン一行がそこへ到着。
スライムと一緒にいた若い男性は、
姿は異なるがおそらくゴーレムだと思われる。

クリムゾンいわくラグナの状態は、
心臓を銀剣で凍らせたため、
竜への血族化が止まっているらしい。
これがのちにラグナが『銀気闘法』を身につける
きっかけとなったのは間違いないだろう。

そして場面は現代に戻り、
ラグナによるアルテマティアのボコボコタイムは続く。
なお、自分の指示を無視して
勝手に戦闘を始めてしまったラグナに対して、
クリムゾンは相当ブチ切れている模様。

ほかの上位竜の横やりが入らないように、
しもべたちにラグナのサポートを命じるクリムゾンだったが、
3人のしもべが思いのほか有能というか強力で驚いた。

戦略を練って戦えば、
ラグナ抜きでも上位竜の何人かは
確固撃破できそうな感じだ。

まあ、クリムゾンとしてみればラグナの存在がなくても、
いずれは上位竜たちと戦う予定だったので、
このぐらいは当然なのかもしれない。


アルテマティアをかなりのところまで追いつめるも、
彼女が切り札である「世界の時を戻す能力」を発動させたことで、
戦闘が始まる直前まで時間が戻ってしまった。

おまけにアルテマティアや彼女の血族は、
先ほどのまでの記憶を保持しているようだが、
ラグナには違和感がある程度。

改めて「時を止める能力」を使われてしまい、
この中で動くことができるのは、
アルテマティアの血を分けられた、
血族と呼ばれた存在のみという状況。

完ぺきに詰んでしまっていたかに見えたが、
ラグナも未来でアルテマティアに血を分けられたので、
かろうじて動くことができるのだった。

なぜラグナが動くことができるのかを
知りようがないアルテマティアは、
彼に恐怖してしまい死を意識してしまう。


アルテマティア追いつめられた状態で呼んだ名前が、
ウォルテカムイという点が印象的だった。
彼には特に厳しい態度を取っていたように見えたが、
無意識的には頼りにしていたということかもしれない。

そして未来の力を引き出した反動で、
倒れてしまったラグナは王都の兵器により、
トドメを刺されてしまうが、
そこへクリムゾンとキメラが救出に訪れるという流れ。

ヴェロニカよりもさらに本人から遠い姿へ変身していたので、
やはり自分の正体がバレたくない事情がありそう。
どうやってこの窮地を脱するのか次回が楽しみだ。

 

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