
©空えぐみ・新潮社/「沖ツラ」製作委員会
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第3話「シーサーとエイサー」感想
日常系コメディ作品かと思いきや、
ところどころできちんと恋愛描写を入れてくるので侮れない!
「中村 照秋(なかむら てるあき)」は、
「喜屋武 飛夏(きゃん ひな)」を相手に
先走った妄想をふくらませる。
一方、その照秋との間に、
女子中学生のような人生設計を想像しまうのが、
「比嘉 夏菜(ひが かな)」だ!
そして、そんな彼女の気持ちに気づく人物が現れる。
クラスメイトの「安慶名 八重(あげな やえ)通称:やーえー」。
夏菜が通訳をしている時の態度を見て、
彼女の気持ちを察したという流れ。
照秋の態度も結構わかりやすい気がするが、
そっちのほうは気づかなかったのだろうか?
なお、夏菜の気持ちを知っているという意味では、
八重は視聴者に最も近い立場。
我々と同じく夏菜の姿を眺めながら
ニヤニヤするポジションなので、
個人的には結構気に入っているキャラクターだ。
後半の「エイサー」の場面も見応えがあった。
大勢の演奏者や踊り手はCGモデリングのようだったが、
BGMや衣装から雰囲気は十分に伝わって来た。
会場にただよう熱気に影響されたのか、
飛夏に告白をぶちかまそうとする照秋。
もっと軽いノリかと思いきや結構ガチである。
なんにせよ「チョンダラー」メイクの子に、
そんな気になれるのは大したものだ。
私ならたぶん笑ってしまう。
照秋がどんな言葉を掛けるのか?
については次回に持ち越し。
相変わらず「かーなー」は爆裂カワイイが、
今のところ恋愛感情の矢印は一方通行なので、
多少、不憫にも見えてしまうところである。
ちなみに第3話のエンディング曲は、
第2話と同じく『あなたに』だった。
第1話だけ特別だったのかもしれないが、
最終話も変わるという可能性がある。
本作シリーズレビュー
▼沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる – 空えぐみ | くらげバンチ
https://kuragebunch.com/episode/10834108156739758650
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