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【悲報】ゼーリエの退場は確定!?
「大陸魔法協会」と「影なる戦士」が衝突したことを把握しても、目立った動きを見せない「魔導特務隊」。漁夫の利を狙っているようだが、手練れを揃えておきながらも慎重すぎるため、「ゼーリエ」いわく最早臆病なレベルらしい。ところが交戦経験のある「ゼンゼ」としては、それこそが彼らの強みと言う。
なお、当時の戦いでは「一級魔法使い」が3人も殺されたとのこと。先方に与えた損害の規模が分からないので何とも言えないが、結構な被害である。隊長の「フラーゼ」もいたようなので、運が悪かったのかもしれない。よくゼンゼは生き残れたものだ。たぶん、髪の毛に血の匂いがしみ込む程度には敵を葬ったのだろう。
ゼーリエの予想としては、皇帝陛下はこちらよりも従者を多く引き連れて会いに来るらしい。皇帝の人間性について言及する彼女に、直接会ったことがあるのか? と疑問を口にするゼンゼ。ゼーリエは予知夢の中で一度だけと返すが、その内容については話すつもりがない。理由としては彼女は「ある賭け」に出ており、勝とうが負けようがゼンゼに責められてしまうからだ。
というわけで、以降のシーンはゼーリエが見た予知夢の内容。
舞台は帝国の城。深夜に一人で通路を歩く皇帝の元へ、ゼーリエが現れる。彼は明日の舞踏会で会うため急く必要も無いと言うが、「私にはもう時間がない」ので話をしに来たと返すのだった。
皇帝としては話し合いに応じるつもりはあるが、フラーゼが黙っていない。ところがゼーリエいわく、フラーゼはすでに殺したのでその懸念は無用とのこと。ゼーリエが戦って倒したのは間違いないようだが、あくまでもコレは夢の中での出来事。もちろん現実のフラーゼは存命である。
ゼーリエとのやり取りを通じで、ここが夢の世界だと看破する皇帝。正確に言えばゼーリエの作り上げた夢の世界で、皇帝も登場人物の一人として現れたという理屈らしい。皇帝が、ここで起きた出来事は実際の未来に起きるのか? という疑問を口にするが、ゼーリエの回答としては「数ある未来の一つ」とのこと。あくまで今回のゼーリエが選択した通りに事態が進んだに過ぎず、未来が確定しているわけではない。
しかし、夢の中の住人にここが夢であると気づかれてしまったので、未来の予測として意味をなさない。話を切り上げようとするゼーリエだったが、皇帝から引き止められる。
彼の口から語られたのは「ゼーリエ暗殺計画」。自分の権限が及ばぬところで事態が動いているが、それが帝国にとって最善の結果につながるとは思えない。お互いに利があるため、話し合いを続けようという提案だった。
ゼーリエは一方的に計画の詳細を聞こうとするが、自分の状況を探って来る皇帝の様子に違和感を持つ。夢の中にいる人物は本来自我を持つことは無いが、彼には宮廷魔法の粋を集めた精神防御機構が施されているため、本人の意識が存在しているというワケだ。
皇帝の態度から彼自身が暗殺計画に関与していないと確信し、情報交換に応じることにしたゼーリエ。そして皇帝から、これから先の未来に何が起こるのか問われるも、自分は死んでしまうため知らないと答えるのだった。
誰にどうやって殺されるのか、その死後に何が起こるのか、結局ゼーリエの視点ではわからなかったという衝撃の事実が明かされる。
ゼーリエの愛すべき弟子たちは「彼女の死」を前提とした計画は否定してしまう。建設的な話をするために、夢の世界を通じて皇帝陛下に会いに来たというのが今回の話。
冒頭でゼーリエが言っていた「ある賭け」とは、おそらく皇帝との何らかの取り決めについて。ただ、賭けに勝とうが負けようが「ゼーリエの死」は回避できないため、ゼンゼには責められると言っていたのだろう。
ここ最近のゼーリエは死亡フラグをビンビンに立てていたので、想像の範囲内ではあるが、かなり好きなキャラクターなので純粋に悲しい。というか、自身の死を受け入れ入れているフシがあるが、それ自体がブラフや演技であると思いたいところ。
あるいは予測不可能なメンバーを集めれば、暗殺計画を防げると考えたとかだろうか?
気になる点はいくつかあるが、まず「この夢をいつ見たのか?」。皇帝の言葉を素直に受け取るのであれば、舞踏会の前日だろう。だとすれば、前回登場した皇帝はゼーリエと打合せ済みだったことになるが、フラーゼとのやり取りもなんらかの布石になっているのだろうか?
ゼーリエは予知夢を何度かトライしていたような描写があったが、それは自分の死を把握したからこそ。つまり、自身の死を知ってからあとの行動だ。今回の予知夢は直前まで見ることができなかったようだが、他人を巻き込む予知夢と自らの未来を見るのとでは、要領が異なるのかもしれない。
そして、自分が死ぬと知ったのはいつなのか? 帝国に来なければ回避できたのか? 先の未来が見えていないところを見ると、死自体は確定事項なのか? そのあたりもかなり気になるところだ。
早く先が読みたくて仕方がないが、残念ながら次回は休載。焦らすなぁ~。
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