【アニメ】『Turkey!』第10話まで視聴済みレビュー

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©BAKKEN RECORD・PONY CANYON INC./「Turkey!」製作委員会

第10話「どうする?スプリット」まで視聴済み感想

ボーリング部に所属する現代の女子高生たちが、戦国時代にタイムスリップするという物語。アニメオリジナル作品で地域活性化を目的にしており、舞台が「長野県千曲市(ながのけん ちくまし)」と明確にされているのが特徴だ。

序盤から色々とツッコミどころが多い内容だったが、なんだかんだと「10話」まで視聴したので、現時点での感想を残しておこうと思う。


まず、ざっくりとあらすじをご説明。過去へ行った「ボウリング部」の面々は、土地を治める「戸倉家」の姉妹たちと交流を重ねる。また、今まで知らなかった仲間たちの内面や事情を知ることになり、現代にいた時よりも部内の絆も深めていくという流れ。

しばらくしてタイムスリップのメカニズムを解き明かし現代に戻ることに成功するが、歴史を調べる中で戸倉家の姉妹たちが処刑されたという事実を知ってしまう。彼女たちが不幸な結末を迎えることに看過できない5人は、歴史を変えてしまうことを承知で戸倉家を救うため、改めて過去に向かうことを決意するという展開だ。


感想としては、ものすごく面白いワケではないが、スルっと見られたという印象。相変わらずツッコミどころは多いものの、作画が安定しているのと基本的に一話完結でエピソードが進むため見やすかったのだろう。

キャストも見どころの1つで、現代のJKたちは若手でまとめているが、戦国時代の登場人物はベテランで固められている。ベテラン勢はさすがの一言で、ちょっとセリフを発しただけでも存在感がある。ただ、ご本人の年齢的な問題なのか、高く幼い声が出しづらいように聞こえて、芝居に無理があると感じてしまった場面もあった。

通常オープニングテーマの『ヒャクニチソウ』を歌っているのは「長野県一刻館高校ボウリング部」だが、第9話だけ「戸倉家の姫たち」になっていた。つまり、同じ歌を現代と戦国のメンバーを入れ替えて歌わせたというサプライズ演出である。ユニークだとは思ったが、バンドモノの内容ではないため効果的かは微妙なところ。スタッフの中にベテラン声優の熱烈なファンがいたのかもしれない。


タイムスリップモノということで、時間を使ったトリックを期待した部分はあったが、ストーリーや展開の驚きはあまりなかった。というのも2話まで視聴して予想した部分が、ことごとく的中したためだ。大体ラストはこんな感じになるだろう、という想定からも外れていないハズ。とはいえ割とあからさまに匂わせていたりしているので、あえてわかりやすく見せているのだろう。

個人的にはそこそこ楽しめているが、どういう層にオススメかと聞かれると困ってしまう。全体的な雰囲気としては女子同士の掛け合いを楽しむコメディタッチの雰囲気だが、戦国時代ならではの命のやり取りを描く物騒な場面もある。ボウリングが登場人物が仲良くなるきっかけになっているのは間違いないが、人殺しの道具に利用されている面もあり、競技に思い入れがある方にどう映るのかも懸念が残る。かといって、ヒロインのかわいさを前面に押し出しているようにも見えないので、女の子目当てにという感じでもない。


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