【ラブコメマンガ紹介】『描くなるうえは』1巻レビュー【ネタバレなし】

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​作品概要​


●タイトル
『描くなるうえは』
●原作
高畑 弓(たかはた きゅう)
●作画
蒲夕二(かば ゆうじ)
●発売日
2023年08月29日(火)
●販売金額
715円


ストーリー


主人公の上原 勇紀(うえはら ゆうき)
三次元よりも二次元の世界に浸って生きてきた。
漫画家になる夢を果たすため、
ラブコメ漫画を出版社へ持ち込むも、
編集者から恋愛描写にリアリティがないと、
こっぴどくダメ出しをされてしまう。

ショックを受けた勇紀は、
夢をあきらめるために原稿を処分しようとするが、
それをクラスで一番目立つ女子、
宮本 仁衣奈(みやもと にいな)に目撃される。

実は彼女も漫画を描いていることが判明するが、
担当編集者から恋愛経験の無さを指摘されているとのこと。
同じ悩みを抱える勇紀に対して運命を感じた仁衣奈は、
恋愛経験を得るための疑似恋人として、
自分と付き合うことを提案してくるのだった――。


作品の見どころ


​漫画に登場するようなシチュエーションを
経験するためという目的があるので、
毎話、恋人同士がやりそうなシーンを楽しむことができます。

女性である宮本さんのほうから積極的にスキンシップを
取ってくるというパターンが多いですが、
彼女も恋愛経験値がほぼ無いという点がポイント。

上原くんだけが一方的に翻弄されてしまうわけではなく、
接近したりすると宮本さんも普通に照れたりしますので、
ふたりそろってドキドキするというシーンが度々登場します

ラブコメとして見どころ満載な本作ですが、
上原くんも宮本さんも真剣に創作活動に
打ち込んでいる様子が描かれますので、
漫画に関しての成長も見逃せません。

お互い自分で漫画を描くからこそ、
ふたりは創作する上での悩みや苦労などを
理解し合えるという関係です。

いわば初めて会った同士とも言えますので、
距離が近づくのは必然ですが、
それぞれの漫画にどのような変化をもたらすのか
非常に気になるところです。


感想


ヒロインの宮本 仁衣奈が、
とにかく魅力的なキャラクターです。
主人公の上原くんよりも背が高くナイスバディ、
明るく性格も良い上に絵も上手いが、
恋愛経験はゼロというギャップがたまりません。

彼女のファッションモデル並み長い手足を
キレイに見せるためにコマ割りやカメラアングルにも
こだわっている感じがしました。

全体的にキャラクターの表情が活き活きしており、
喜怒哀楽がわかりやすく描かれていますが、
やはり注目してほしいのは宮本さんの表情
特に赤面した時のうるんだような
キラキラした瞳が印象的でした。

主人公の上原 勇紀に関しては、
少々卑屈な性格をしていますが、
漫画には真剣という面がありますので、
個人的には結構好きなタイプ。

現状では宮本さんに画力的にも人間的にも
一歩も二歩も先を行かれている感じが否めませんが、
未熟ながらも必死で頑張っていますので、
今後どんな風に成長していくのかが、楽しみなキャラクターです。

というわけで本作を一言で言うと
「定番シチュエーションをたっぷり見せてくれるラブコメ!」
イチャイチャと同時に少年少女の成長物語を、
楽しみたい人向けの作品です!

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