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※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
「戦士ゴリラ」の正体が判明!?
まずは帝都に到着した「ゼーリエ」が描かれる。
一級デコメガネの「ファルシュ」が、
姿を消して護衛についていたことを
あっさりと見破ってしまう。
彼はゼーリエが人目につかないようにと、
フード付きローブを魔法で作り出して彼女に着せるのだが、
それを邪見にせずにされるがまま。
かなりのおばあちゃんの割に、
聞き分けがよくて助かるタイプだ。
世の高齢者たちも見習ってほしい。
2人が街を進んでいくとおっさん姿にかたどられた、
大魔法使い「フランメ」の像を目撃。
本人とは似ても似つかない像を前にしながら、
「これだけの偉業を成し遂げても忘れられてしまうのか。」と、
さびしそうに微笑むゼーリエ。
少女時代のフランメは、
人類誰もが魔法を使える時代を夢見ていた。
しかし、その頃の笑顔を覚えいているのは、
この世界で自分だけだと続けるのだった。
頼むからしみじみした感想を言わないでほしい。
死亡フラグが立ちまくって不安になる。
場面は変わり、フリーレン一行が描かれる。
一級魔法使い「リネアール」からの調査報告書について、
メンバーで情報共有を行なっていた。
主な話は「影なる戦士」について。
彼らはチームごとの指揮官に、
大きな権限が与えられているのが特徴で、
暗殺対象の選定から実行まで、
各指揮官に委ねられていたとのこと。
指揮官については、
帝国に忠誠を誓った人物から選ばれていたようだが、
組織が長く続くことにより、
それぞれの指揮官によって理念や理想にズレが発生。
ついには帝国の意思とは
関係なく動くようになってしまい、
皇帝陛下が邪魔だと考えた人物が、
勝手に死ぬようまでなったらしい。
その状況を受けて16年前、
先代皇帝陛下の勅命によって「影なる戦士」は、
解体させられていたそうだ。
つまり、現存している彼らは、
正規の部隊ではない「亡霊」のようなもの。
帝国への忠誠は本物かもしれないが、
独善的な価値観で動いているため、
「魔導特務隊」からも「逆賊」と呼ばれていた。
敵の人相書きまで入手していたため全員で目を通していくが、
「戦士ゴリラ」らしき人物の姿が!?
それを見た「ザイン」は特に動揺する様子を見せなかったが、
その場で打ち明けることもなく今回は終了した。
冷静にポーカーフェイスを維持していたのか、
実はこの事態を予見しているのかは気になるところだ。
ちなみにこの時点から計算するとゴリラは、
およそ「12年前」にザインのいた村を出発しているので、
組織として「影なる戦士」が解体された後に加入したことになる。
冒険者を目指していた彼がどういった経緯で、
「影なる戦士」になったのかは今後描かれると思う。
また「リネアール」についても
「ゼンゼ」が気になるコトを言っていた。
対人戦においては恐ろしく優秀らしく模擬戦ではあったものの、
あの「ゼーリエ」に膝をつけさせたこともあるらしい。
過去回想シーンでも顔をハッキリと描写していないところを見ると、
おそらく既出のキャラクターかその関係者なのだろう。
「魔導特務隊」の誰かという可能性は高いが、
ユーベルの姉やラントの血縁ということはないだろうか?
あるいは「影なる戦士」との二重スパイというセンもありそうだ。
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