
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
ざっくり感想
前巻のレビュー記事も公開しているので、
興味がおありの方は、まずはそちらをご覧いただきたい。
新婚夫婦の大屋太一(おおや たいち)と柚子(ゆず)。
本作は料理に彩られた、2人のほのぼのした日常を描いた物語。
話自体は基本1完結型のハッピーエンドで終わるため、
気軽に読める点は非常にありがたい。
相変わらず登場する料理が難しすぎないため、
料理に慣れている方ならどれもマネできそうな感じはする。
ただ、1巻のレビューでも触れたが、
やはり詳しいレシピはほしいところ。
妻の柚子が実家に帰ってしまったり、
夫の太一の祖父母の家をたずねたりするエピソードがあるため、
それぞれの家庭の事情が掘り下げられた。
新キャラクターとして太一の弟、健太(けんた)や
妹、鈴花(すずか)が登場。
特に鈴花に関しては柚子と交流を深める展開になり、
キャラクターとしても立っているため今後も登場しそうな予感。
そこに尺を取られてしまったせいかもしれないが、
夫婦間のイチャイチャやスキンシップに関しては、
1巻のほうが濃かった印象だ。
せっかく新婚という設定にしているので、
個人的な好みで言えば、もっとバカみたいに、
イチャついてほしい気もする。
柚子はヒロインとしてのかわいさを十分に感じるため、
なおさらそう感じたのかもしれない。
ただ、このあたりは好みによるので、
このぐらいのバランスがちょうどいい、という方もいるとは思う。
私のような夫婦のイチャイチャに飢えている
独身おじさんの言うことなので、
話半分に聞いておくのがちょうどいいだろう。
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