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※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
セクシーさはないが目の保養になるシーンが多かった!
今回は帝国主催の舞踏会の参加に向けて、
フリーレン陣営が身支度をするというエピソード。
のっけから『正装のフリーレン。』と
公式がイジっていて笑ったが文字が小さい気がする。
ひょっとして編集サイドにもテレがあったのか?
すでにゼーリエも合流しているので、
全員で潜入方法について話し合う。
ゼーリエは国賓として招待されているため、
正面から堂々と入る予定らしい。
従者の人数については制限がないため、
魔導特務隊に顔が割れている
「ラント」および「ユーベル」以外は、
ドレスアップして同行するわけだ。
ちなみにメガネ君となんでも切る女は、
遊撃隊として別行動を取ってもらうそう。
ラントのほうからゼーリエにクレームが入る。
自分とユーベルでは明らかに相性が悪いと言うのだ。
しかし、ゼーリエは2人の相性が悪いと考えていないし、
ほかの人間が迎えに行っていたら、
今回の任務にラントが来なかっただろうという判断。
さらにラントが帝都に縁があり、
両親や祖母の事情も把握していた様子。
なんというか彼自身のために、
帝都に来させたかったという意思を感じる。
ゼーリエの返答を聞いた2人は、
長年連れ添った恋人のような、
ノリのイイ掛け合いを見せるのであった。
もうつき合っちゃえよ!
……イヤ、もうつき合っているのか?
まあ彼らの赤い糸は、ユーベルでも斬れないだろうなっ!
クソつまらない冗談はさておき、
「シュタルク」と「ザイン」もバッチリ決めていた。
何か思い悩んでいるザインだったが、
舞踏会に「綺麗なお姉さん」がいるのか
気になっているだけだった。
気を紛らわすために
ワザと茶化しているのかとも考えたが、
表情を見る限りガチっぽい。ブレない男である。
僧侶なのでありえない話だが、
もし、一級魔法使いの試験を受けていたら、
ゼーリエに気に入られるタイプだと思う。
お次は女子メンバーのお着替えシーン。
「フェルン」はいつもの体型がごまかせる
ダボっとした洋服ではなく、
カラダのラインがわかるコルセットを装着。
「ゼンゼ」にお願いして
ギリギリまで締めさせようとするが、
戦えなくなるから駄目だと言われてしまう。
かなり切羽詰まっているようで、
「フリーレン」から髪を結ぶように頼まれても、
ものスゴイ表情で拒否していた。
その様子を愉快そうに眺める「ゼーリエ」。
さらにどうしてもと言うなら
私がオマエの髪を結んでやったっていい、
とまで申し出てくれる。
それに対して孫弟子は「死ね」と返す。
ひでぇ、なんてヤツだ!
ゼーリエ様の貴重なデレイベントだぞっ!
失礼なコト言われても起こった様子もない。
余裕と器のデカさを感じる態度だ。
しかも不満があるなら任務から降りても構わないし、
フリーレンたちを巻き込んだのは
自分の意思ではなくゼンゼが勝手にやったことだと言う。。
ただし、それに関しては認めないフリーレン。
彼女の考えではゼーリエを敬う弟子であれば、
戦力のために自分を巻き込もうとするのは明白で、
そこにゼーリエが気づかないハズがない。
つまり、フリーレンに何かをさせるため、
あるいはなんらかの役割を与えるために、
最初からゼーリエが想定していたと言いたいわけだ。
再度フリーレンの髪を結ぼうと誘うゼーリエだったが、
フェルンにやってもらうからと断られてしまう。
甘えさせたい母と素直に甘えられない娘の
やり取りを見ているようでじれったくなる。
いや、おばあちゃんと孫だったか?
……違うな、両方ともおばあちゃんだったな。
手持ち無沙汰になったゼーリエは、
ゼンゼの髪を整えてあげようとするが、
その際の言い方が優しくてグッと来る。
なんか死亡フラグが立ちまくりで、イヤだなぁ……。
なお、バトルマニアのゴーレムジジィ「レルネン」は、
50年以上前にナニかやらかしたらしく、
宮殿から出禁を食らっているとのこと。
まるで成長していない……。
ただ、秘密裏に「デンケン」や
彼の義兄に会っているようなので、
戦闘以外の仕事も一応はできるのだろう。
話は変わり今回のメンバーが、
一級魔法使いの「特権」として、
何を願ったかが描かれる。
・「ラント」 家族を探す魔法。
・「ユーベル」 姉貴が見つかる魔法。
・「フェルン」 お洗濯の魔法。
・「ファルシュ」声が自在に変えられる魔法。
・「ゼンゼ」 ぐっすり眠れる魔法。
ゼーリエいわく「力を願った者」は彼女の理想の魔法使いになり、
「願わなかった者」は彼女の想像を超える魔法使いになるらしい。
この場にいるのは全員後者。
自分ではたどり着けない未来でも、
このメンバーならたどり着けるかもしれない、
という理由で連れてきたのだ。
若者に託すような発言は控えていただきたい!
死亡フラグが強固になる!!
見事に着飾った全員が
舞踏会に乗り込むところで今回は終了。
舞踏会の準備をするだけの内容ではあるが、
それぞれの人物を深掘りしていたので、
非常に満足度が高かった。
そして女性陣のうなじが堪能できる話でもある。
特にゼーリエはドレス姿がサマになっていてシビれた!
ファルシュは正直キモいと思ったが、
ほんの少しだけなら気持ちはわかる。
個人的に気になるのは、
シュタルクとフェルンの掛け合いがあるのかどうか?
最近ラブコメ枠がラント&ユーベルに奪われつつあるので、
「ダンスシーン再び!」というようなイベントで、
彼らの進展が見たいところだ。
あと、ゼーリエの未来を見えているかのような発言が気になる。
さすがに自分が死ぬ未来が
見えているわけではないだろうが、
ハラハラしてしまう発言が多すぎる!
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