【マンガ】『描くなるうえは』２巻レビュー

​※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。​​

ざっくり感想

前巻のレビュー記事も公開しているので、
興味がおありの方は、まずはそちらをご覧いただきたい。

地味系男子の上原 勇紀（うえはら ゆうき）と、
ギャル系女子の宮本 仁衣奈（みやもと にいな）。
漫画家を目指す２人の高校生を中心とした物語。

ひょんなことからラブホテルで
一夜を明かすことになってしまった２人。
意識しすぎてしまい一睡もできなかった勇紀は、
帰りの電車で居眠りをしてしまうのだった。

なお熟睡できたと言っていた仁衣奈も同様に寝落ちしていたので、
実は彼女のほうもドキドキしていて眠れなかったというオチ。

今回はお互いの家庭の事情なども描写されたので、
主役の２人に深みが出てきた感じがする。

それぞれが別のプロ漫画家のアシスタントになるという、
エピソードも描かれたため新キャラクターも登場した。

特に勇紀のアシスタント先である、
汐入恋（しおいり れん）という人物は、
デザイン的にも性格的にも面白いキャラクターなので、
今後、物語にどのように関わっていくか注目。

上原 勇紀は相変わらずネガティブ思考で、
はがゆくなってしまうキャラクターではあるものの、
仁衣奈の努力のあとを見て自分の甘さを考え直したり、
彼女に対する不用意な発言をきちんと詫びたりもできるので、
成長を見守りなくなる主人公ではあると思う。

今回も仁衣奈のモデル顔負けの圧倒的なスタイルが見どころで、
それらを惜しげもなく披露するカメラアングルは健在。

彼女に関しては肌の露出もかなり多めだが、
エロいというよりはキレイという印象を強く受ける。

同性からみても仁衣奈は魅力的なキャラクターだと思うので、
絵柄が好みであれば女性にもオススメできる作品ではないだろうか？

自分がおじさんになってしまったせいかもしれないが、
若者が必死でがんばっている内容は、
まぶしくもあり応援したくもなるという感じだ。

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