
©藤孝剛志/アース・スター エンターテイメント/即死チート製作委員会
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
『Episode.02 私の守護霊が最強すぎて、異世界だって楽勝です!』&『Episode.03 一方的に攻撃できるほど世の中甘くない』感想
元々「即死能力」を備えていた
主人公の高遠 夜霧(たかとお よぎり)に加えて、
ヒロインの壇ノ浦 知千佳(だんのうら ともちか)も、
不思議な能力の持ち主だと判明。
なんと彼女には守護霊が憑りついていたのだ。
守護霊の名前は壇ノ浦もこもこ。
やたらとテンションの高い上に声優が金田朋子のため、
ちょっと何言っているのかわからない人物である。
もこもこに加えて一気に新キャラクターが登場したせいか、
内容は私の処理能力では理解が追いつかないレベルになってしまった。
特にアグレッサーという人物、というかロボが意味不明だった。
彼はこの世界に対して異世界から侵略を行なっているという立場のようだが、
夜霧たちが元いた世界とは別の異世界から来ているらしい。
別にそういったキャラクターがいてもいいとは思うが、
正直この世界自体のことがよくわかっていないので、
さすがにもう少し慣れてからにしてほしかった。
また、新たに登場した人物たちは、
主人公たちと無関係なところで、
もめごとや争いを起こしているため、
誰が敵で誰が味方なのかよくわからない。
うっすらとわかったのは「賢者」と呼ばれる存在は、
皆、強力な力を有しているが、
一部の人間にはかなり恨まれてもいるということぐらい。
物語の唐突感があるにしても、
私のキャパシティで把握しきれないほどキャラクターが多いので、
勢力図や相関関係を理解するのにかなり時間が必要という印象。
ただ、夜霧が即死能力を存分に発揮して、
本筋に関係なさそうなキャラクターは、
サクサク処分してくれそうな気もしている。
ある程度、人口が減ってから情報を整理しようと思う。
というわけで全体的な感想としては、
いきなり色々と出されて戸惑ったという感じだ。
例えるなら料理を一口二口しか食べていないのに、
次々と別の料理が出されてしまい、どれから味わえばいいのか
わからなくなってしまった感じだろうか?
逆にカオスな展開が好みの方には楽しめるかもしれない。
色々と言いはしたが、実はオープニング映像に関しては結構気に入っている。
キャラクターが光の粒子のように消えて、
スタッフや制作会社の名前が表示される演出は良さげだったし、
少し哀愁を感じる主題歌のメロディーもかなり好み。
ぶっちゃけた話、アニメ―ションとしての動きはほとんどないため、
見事なオープニングとオススメするようなものではないが、
なんだかんだと好きな人はいそうな気がする。
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