
©雨伊科田海/集英社・道産子ギャルはなまらめんこい製作委員会
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『だい2わ かまくらの中はなまらぬくい』~『だい4わ 夜の電話はなまらもちょこい』感想
前回のレビューで原作を「ジャンプ+」で読んだことは触れたが、
改めてアニメを視聴しての感想としては、
主人公の四季翼(しき つばさ)とヒロインの冬木美波(ふゆき みなみ)が
自分の記憶よりも早い段階からイチャイチャしていた。
第1話では美波の自宅にお邪魔していたし、
第2話では一緒に出かけたりもする。
そして第4話では入浴中の彼女から、
ビデオ通話が掛かってくるという展開になるのだ。
いわゆる恋人同士になっているわけではないが、
相手がギャルとはいえ普通のラブコメにくらべたら、
かなりのスピードで距離を縮めている気がする。
というわけで、ギャルとのイチャイチャを
楽しみたい方向けの作品だと思う。
第3話からは新ヒロインとして、
秋野沙友理(あきの さゆり)が登場。
彼女は美波と同様に北海道育ちにもかかわらず、
方言を使わないというキャラクター。
クールと言えば聞こえはいいが、
ぶっちゃけ話コミュ障で陰キャ寄りの人物である。
コンプレックスを抱いている点もあるため、
美波との差別化もされておりイイ感じ。
アニメを見ていてヒロインたちの再現度はかなり高いと感じていたが、
主人公の翼に関しては自分の記憶と少々かけ離れているような気がして、
改めて原作をチャックして合点がいった。
▼[第0話・第1話]道産子ギャルはなまらめんこい
https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156684177150
アニメ化に際して、翼のキャラクターデザインが結構変わっていたらしい。
アニメでは髪を遊ばせたようなヘアースタイルをしているが、
原作の1巻時点ではいかにも真面目な青年というような髪型をしていた。
言葉を選ばずに言うならば、原作のほうがダサいというか
芋っぽいというかそんな雰囲気である。
ただ、この髪型も最初のほうだけで
物語が進んでいくとアニメ版の髪型に近づいていく。
最新の連載ではほとんど差異がないようなので、
そちらに合わせてデザインしたのだろう。
私の記憶の中にいる翼が1巻の印象が強かったので、
このように感じたというオチ。
主人公の髪型が作中で変化しているにもかかわらず、
原作を読んでいる最中に一切気づかなったのは、
私がうっかりしているせいだろうが、
調べてみると案外そういうキャラクターは多いのかもしれない。
▼『道産子ギャルはなまらめんこい』と同様にジャンププラスで連載中の、
「ラブコメ作品」について紹介した動画です。よろしければこちらもご覧ください。
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